...よく軍談をしていたおじいさんが亡くなってしまった...
...テレビ番組で軍談が取り上げられた...
...彼は軍談に詳しいので、その話を聞くのは面白かった...
...父親は自衛隊出身なので、軍談によく花を咲かせる...
...軍談が好きな友達と一緒に歴史の博物館に行った...
...私に内々で借りて来たあつた呉越軍談...
泉鏡花 「いろ扱ひ」
...それから呉越軍談が贔屓になる...
泉鏡花 「いろ扱ひ」
...それから、父親(おやじ)の居(い)る時分、連立って阿母(おふくろ)の墓参(はかまいり)をすると、いつでも帰りがけには、この仁右衛門の堂へ寄って、世間話、お祖師様(そしさま)の一代記、時によると、軍談講釈、太平記を拾いよみに諳記(そら)でやるくらい話がおもしろい爺様(じいさま)だから、日が暮れるまで坐り込んで、提灯(ちょうちん)を借りて帰ることなんぞあった馴染(なじみ)だから、ここへ寄った...
泉鏡花 「縁結び」
...振向くと「軍談講釈...
直木三十五 「南国太平記」
...軍談席の木戸で、唄を唄う奴があるかい」と、いいつつ、益満の前へ立った...
直木三十五 「南国太平記」
......
中里介山 「大菩薩峠」
...ふと檐端を見ると板看板に五色軍談營業と書いてある...
長塚節 「佐渡が島」
...軍談師が内職に糸を縒つて居るので軍談師だから聲が變なのだと思つた...
長塚節 「佐渡が島」
...余はふと漢楚軍談(かんそぐんだん)を思い出した...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...軍談本にどうあるか知らないが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たいへんな威勢のもんだな」「まったく……軍談よみの『戦記』を聞くと...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...漢楚(かんそ)軍談のむかしと明治の今日(こんにち)とは世態(せいたい)固(もと)より同じからず...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...数を尽して並べても「真田(さなだ)三代記」や「甲越軍談」の絵本を幼い手ぶりで彩(いろど)っても...
水上滝太郎 「山の手の子」
...軍談、講談のやうに歴史の事實を巧みな話術で話したのが今日に殘つてゐるわけであります...
宮原晃一郎 「スカンヂナヴィア文學概觀」
...「今夜はこの下の柏屋(かしわや)に軍談講釈がかかるそうでございます...
山本周五郎 「新潮記」
...軍談では伊藤燕尾...
山本笑月 「明治世相百話」
...我が国の軍談と浄瑠璃とを一つにした風の物である...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...支那では三国誌などを語る軍談を説書と云ふのである...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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