...誰かが「軍旗を掲げろ!」と指示する...
...戦争映画で、敵との戦闘シーンで軍旗が揺れる様子が映る...
...軍旗を掲げないと軍法会議にかけられる可能性がある...
...競技大会で優勝すると、表彰式で軍旗を掲げることができる...
...戦争中、軍旗が破られたり奪われると、士気が落ちる恐れがある...
...また武人も自己の長所をあらわし示す色を自分の軍旗に塗ることを試みるような閑なまねをするを要しない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...軍旗のひだのうちにフランス銀行の文字を読み得る所には...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ルネブールグ隊の軍旗を奪ったのは彼であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...第十四編 絶望の壮観一 軍旗――第一齣(せつ)まだ何事も起こってこなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...なぜなら、いかなる仮説も必要としない動かすべからざる事実として、オッペルト遠征隊事件の後三年目の一八七一年には正真正銘の合衆国遠征隊が、三艘の蒸汽船の代りにフリゲート一隻、コルヴェット二隻、砲艦二隻からなる大艦隊を伴い、牧師と山師の代りに全権ロウおよび提督ジョン・ロージャースに率いられて同じ江華島を襲い、五個の砲台を破壊し、破四百八十一門、軍旗五十流、朝鮮兵の生命二百五十を奪ったが、そのための理由は前に記したる大同江上の怪米船ジェネラル・シャーマン号の被害()にあったのだから、どう弁じてみたところで「名誉ある」遠征とはいえそうもないのだ(この不名誉な居直(いなおり)強盗的遠征もまた失敗に帰した...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...例へば武人の顔とか軍旗とか...
牧野信一 「蘭丸の絵」
...ゴット人が雄鶏の武勇にあやかるためこれを軍旗とした遺風という...
南方熊楠 「十二支考」
...父の勤めていた兵營の軍旗祭か何かを見物に連れて行かれた時...
三好十郎 「肌の匂い」
...流行の洪水にノアの箱舟が一艘陸軍旗を立てて来る...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...黒田家を象徴(しょうちょう)する軍旗と馬簾(ばれん)などを新たに制定した...
吉川英治 「黒田如水」
...――そして将軍旗の竿頭(かんとう)にも...
吉川英治 「三国志」
...わけて鮮やかなのは「帥」の一字をしるした関羽の中軍旗であった...
吉川英治 「三国志」
...もしこの期間に、尊氏が期するところの、持明院統の三皇に接近するの機会をつかみえていたなら、なんらかのかたちで、彼の軍旗の上に、それが闡明(せんめい)されていたであろうが、ついにその様子はみられなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...子々孫々忘れぬようにな」――軍旗祭の祝いに...
吉川英治 「新書太閤記」
...人も知る信玄が座右の軍旗としていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...黄色な布に黒で八卦(はっけ)を画(か)いた中軍旗も...
吉川英治 「新・水滸伝」
...また三番大隊の辺見十郎太は、植木坂の戦(いくさ)で官軍から獲(と)った第十四聯隊の軍旗を、竿のさきに翻(ひるがえ)して、「これ見よ」と、攻囲軍の武威を誇示し、官軍の弱さを嘲弄(ちょうろう)したところ、城兵の士気はかえって反撥され、「軍旗は、私のものではない...
吉川英治 「日本名婦伝」
...多数の十字架の軍旗がその船に飜っていた...
和辻哲郎 「鎖国」
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