...おおむね身内だけで行うので...
梅崎春生 「狂い凧」
...身内だけの宴で、幸太郎はついに姿を現わさなかった...
梅崎春生 「狂い凧」
...お通夜(つうや)も身内だけとし...
海野十三 「赤外線男」
...蛇姫の身内だけあって躾(しつけ)がいい...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...母の方は自分の身内だけに向うへ贔負(ひいき)をするかも知れんが東京へ来てあの天女(てんにょ)の如(ごと)きお登和嬢を見れば誰だって賛成しない人はなかろう」小山「アハハ君の眼からは天女に見えても猜疑(さいぎ)という色眼鏡(いろめがね)で視られると天女が悪魔と思われる事もあるからね...
村井弦斎 「食道楽」
...戒(いまし)めてあるはずだが」「はい」「おれの身内だけは...
吉川英治 「新書太閤記」
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