...身仕舞なども構つてゐられないところなどは...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...波江はもう身仕舞いをすましていたが...
豊島与志雄 「女と帽子」
...細心に身仕舞をしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...身仕舞いを終わるか終わらないうちに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...少しの休みもなく而も気長に身仕舞をした...
豊島与志雄 「理想の女」
...私は身仕舞をして...
中島敦 「虎狩」
...その中に女は立上って、今度は、ほんとうに、身仕舞をして、床にはいったようであった...
中島敦 「プウルの傍で」
...身仕舞ひして鏡を見ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...身仕舞の良い方で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主水の今日の身仕舞に軽薄なほど派手な気味合(きみあい)のあることに気がついた...
久生十蘭 「鈴木主水」
...さっそく彼は身仕舞に取りかかった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...八時前に身仕舞をして朝食を濟ましてゐなくてはならないのだから...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...身仕舞に気をやつして...
眞山青果 「茗荷畠」
...少し身仕舞をなおしてから...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「衣裳戸棚」
...片手で身仕舞を直そうとしている暇に...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...朝の身仕舞もものうく...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
...何となく身仕舞のふうも見えてあった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...あらかじめ身仕舞(みじまい)はいたしておりました...
吉川英治 「源頼朝」
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