...波江はもう身仕舞いをすましていたが...
豊島与志雄 「女と帽子」
...然し秀子の身仕舞は中々済まない...
豊島与志雄 「理想の女」
...漸く秀子の身仕舞がすむ...
豊島与志雄 「理想の女」
...少しの休みもなく而も気長に身仕舞をした...
豊島与志雄 「理想の女」
...それから軽い身仕舞(みじまい)をして...
夏目漱石 「明暗」
...身仕舞ひして鏡を見ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...身仕舞して鏡を見ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この上もなく身仕舞がよくて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...妹のお袖は身仕舞が良いから無事だけれど...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主水の今日の身仕舞に軽薄なほど派手な気味合(きみあい)のあることに気がついた...
久生十蘭 「鈴木主水」
...さっそく彼は身仕舞に取りかかった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...身仕舞に気をやつして...
眞山青果 「茗荷畠」
...年老(としと)つた一羽(わ)の鵲(かさゝぎ)は用心深(ようじんぶか)くも身仕舞(みじまひ)して...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...少し身仕舞をなおしてから...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「衣裳戸棚」
...僕はすこし身仕舞を直すつもりで...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「鉄道事故」
...片手で身仕舞を直そうとしている暇に...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...彼女は起き上つて、頭髮を撫でつけて、身仕舞ひをした、彼が歸つて來るかも知れないので...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...いけぞんざいな身仕舞(みじまい)なのが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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