例文・使い方一覧でみる「身を退く」の意味
スポンサーリンク...詰り潔く身を退く位のものだね... 
石川啄木 「漂泊」
...君の樣に痛快な事は自分一人ぢや出來んので詰り潔く身を退く位のものだがね...
石川啄木 「漂泊」
...もう横田の家から身を退くのが至当だと思い...
豊島与志雄 「反抗」
...その傍（そば）から身を退くのであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...心はなお深く愛せんために身を退く...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...潔く身を退くべきに...
中島敦 「弟子」
...私は矢張り身を退くことにいたしました」お話ではなくて...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...――宗次郎を殺した下手人は今晩にも此處へ樣子を見に來る筈だ」「親分さん」老爺はツト身を退くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どちらか一人は一日も早く身を退くやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そっと身を退く外には無い」阿修羅はそう言って...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...いよいよ離縁して身を退くべしとその志を決しつつ...
三宅花圃 「藪の鶯」
...こちらからあやまって身を退く...
山本周五郎 「雨あがる」
...いまは身を退くに...
吉川英治 「上杉謙信」
...早くも身を退く汐時（しおどき）と感じて...
吉川英治 「江戸三国志」
...善言耳に痛しの喩（たと）えで、容（い）れられなければ、身を退くのが、古今の通例...
吉川英治 「大岡越前」
...頼むめえ」雲霧は廊下へ身を退くと...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...政治の面からは一切身を退く...
吉川英治 「私本太平記」
...片あぐらを乗せていた店框（みせがまち）から身を退くと...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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