...あなたのためには身を粉にして努める...
太宰治 「狂言の神」
...身を粉にして働きました...
太宰治 「火の鳥」
...身を粉にして働いて...
太宰治 「待つ」
...大恩受けた祖父のために身を粉にして...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...人が懲役人のように身を粉にして苦労してるのに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...身を粉にして働きながら餓死しないだけのものを稼ぎ出さんとし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私は私一人でうんと身を粉にして働きますよ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...こんなに身を粉にして...
林芙美子 「瀑布」
...身を粉にして働いて千万長者になつたところで...
林芙美子 「瀑布」
...身を粉にして働き...
火野葦平 「花と龍」
...身を粉にして働いているけど身分は関係ない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...身を粉にしても反向つてやりたかつた程の敵意が...
牧野信一 「秋晴れの日」
...身を粉にして働いた...
正岡容 「小説 圓朝」
...玉より輝く美容のために身を粉にしても...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...私は身を粉にしても関(かま)わないとさえ思っていた...
室生犀星 「幼年時代」
...草履取といっても、数多い御小人組のうちから、主君の足もとまで、身近く出られる身になったことは、破格な立身で、わずかな月日に、そこまで来た藤吉郎は、身を粉にして、現在の小者の職務に忠勤と誠意を打ちこんでいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼を迎えた留守居衆から端々(はしばし)の召使までが、その夜、身を粉にしても、主人の剋(か)ち獲(え)たその尊い「生」をなぐさめようと争い努めたのはむりもない...
吉川英治 「新書太閤記」
...身を粉にして誠意の実証を見せるのだった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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