例文・使い方一覧でみる「身をひそめて」の意味
スポンサーリンク...そうした一つの心境に五年も十年も身をひそめて居れば... 
梅崎春生 「風宴」
...部屋のすみの安楽イスのうしろに身をひそめて...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...さっきまで身をひそめていた古井戸の中だ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...身をひそめていました...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...素早く障子（しょうじ）のかげに身をひそめてみるだけなのである...
太宰治 「玩具」
...――自分が藪かげに身をひそめて覗いているところ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...隅っこのボックスの中に身をひそめて...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...或は、そこの物影に走りこんで、身をひそめて、窺いたくも思いました...
豊島与志雄 「道標」
...千枝子は壁際に身をひそめていた……...
豊島与志雄 「波多野邸」
...松の茂みの間に身をひそめています...
中里介山 「大菩薩峠」
...おれは自分の隠れ場に身をひそめて...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「沈黙」
...おれは自分の隠れ場に身をひそめて...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「沈黙」
...ここをあけてくれ」おすえは釜戸の蔭へ身をひそめてから...
山本周五郎 「失蝶記」
...由利が身をひそめて彼の囁やきを聞いていた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...その中心の渦中に身をひそめて呼吸をして来たのであってみれば...
横光利一 「微笑」
...いずこに身をひそめていたのか」玄徳が問うと...
吉川英治 「三国志」
...大川原の香坂（こうざか）高宗の館（たち）に多年お身をひそめておられたのだった...
吉川英治 「私本太平記」
...自分は暗い影に身をひそめているので発見される心配はない...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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