...激しく身もだえをして...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...半狂乱に身もだえするばかりであった...
江戸川乱歩 「鬼」
...ピチピチと身もだえしているのが感じられた...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...椅子のなかで身もだえした...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...娘は身もだえして苦しみ乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...服をぬごうとして身もだえしている彼の姿を...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...椅子で身もだえした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...女は身もだえするようにして云った...
本庄陸男 「石狩川」
...身もだえしながら作り声で云った...
山本周五郎 「青べか物語」
...とみちゃんが身もだえをしていた...
山本周五郎 「青べか物語」
...そう云っておなかは身もだえをした...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...栄二は苦しさのあまり身もだえをした...
山本周五郎 「さぶ」
...「――ああ、……ひどい、……あんまりひどい」肩で喘(あえ)ぎながら呟いて、身もだえをして、誰にも見られないところへいって泣く...
山本周五郎 「寒橋」
...なをこは両手で耳を塞(ふさ)ぎ、おら知らねえなにも聞かねえ、と身もだえした...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...身もだえをしたいほど息苦しくなった...
山本周五郎 「柳橋物語」
...そうして天井を睨(にら)みながら身もだえをして...
夢野久作 「白髪小僧」
...歯噛み、身もだえ、地団駄(じだんだ)、踏んでも...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...正成は彼女の身もだえをいたましげに...
吉川英治 「私本太平記」
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