...わたくしは……」オープンショウはなんだかゾッとするような、身ぶるいの出る、そのくせほとんど音もなく倒れる音を聞いたような気がした...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...身ぶるいの出るほどのものだ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...皆そぞろに身ぶるいの出るのを止め得ない見ものだ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...きっと私は身ぶるいの出るほどいやな子なのよ...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...身ぶるいの出るほど...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「眠る森のお姫さま」
...ゾーッと身ぶるいの出る程の恋ごころをおぼえてしまった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...風がサアーッと吹くとブルブルッと身ぶるいの出るほど寒い...
宮本百合子 「秋風」
...頭は火の様にほてって体はブルブル身ぶるいの出るのをジッとこらえて男は立ち上る拍子にわきに何の音もさせずに立って居たお龍を見た...
宮本百合子 「お女郎蜘蛛」
...思いだすと今でも身ぶるいの出るような...
山本周五郎 「柳橋物語」
...あの翌日だが」――と相手はなお身ぶるいの出るような低声(こごえ)をつづけて...
吉川英治 「江戸三国志」
...のるかそるかの乾坤(けんこん)一擲(てき)となるだろう」ひとりでに身ぶるいの出るような張合いが...
吉川英治 「新書太閤記」
...身ぶるいの出るような想像もしてみたが...
吉川英治 「死んだ千鳥」
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