...一層身の置所に困つた風で...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...お関の見当違いな怒りを受けてお久美さんや小女は身の置所の無い様に成る事も一度や二度ではなかったけれ共...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...身の置所に困りはすまいかと思われるようである...
森鴎外 「雁」
...この東山の洋館に身の置所を換えてからも...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
...巌流は身の置所(おきどころ)もなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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