...今では何不自由ない身の上になって居ります...
芥川龍之介 「運」
...かっと取りのぼせるほど貞世の身の上が気づかわれてならなくなった...
有島武郎 「或る女」
...この短からぬ時間は私の身の上にも私相当の変化をひき起こしていた...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...長吉自身の身の上に...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...しかし一応は彼の身の上を訊いておく必要もあろう...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...身の上のことを訊(き)く者は...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「促織」
...たまには昔の歌の友達――かういふ身の上になつてからは誰も來るものとてはなくなつたのに...
田山花袋 「道綱の母」
...いまは浪々の身の上だ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...きみの身の上について...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...ばくだいな財産(ざいさん)を相続(そうぞく)する身の上になったのである...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...その時夢にも想わぬ災害が玄機の身の上に起って来た...
森鴎外 「魚玄機」
...或る晩には青年の頭が女に身の上話をして聞かせる...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...それは隨分いろいろな身の上の人だつたが...
森鴎外 「高瀬舟」
...他人の物語や身の上ばなしはおれに無関係だ...
山川方夫 「その一年」
...人々は恐怖を以て彼女の身の上を気遣(きづか)った...
横光利一 「日輪」
...身の上などうちあけた...
吉川英治 「三国志」
...甘寧つぶさに身の上を物語って...
吉川英治 「三国志」
...その身の上などを聞きほじりながら...
吉川英治 「新・水滸伝」
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