...身じろぎもしないで椅子に腰かけている...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...私は身じろぎもせずその情景を見守っていた...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...ほぼ同高度に大山脈を半截してじっと身じろぎもしない...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...あるいは樹々の身じろぎ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...身じろぎもできなかった...
新美南吉 「嘘」
...身じろぎする毎に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...身じろぎもしません...
野村胡堂 「猟色の果」
...誰ひとり身じろぎもしなかった...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...いつまでもじっと身じろぎもせずにいた...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...身じろぎのならぬ哀しさに...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...あっちこっちの監房で身じろぎや...
宮本百合子 「刻々」
...それでもあの子が自分のうれしさや元気でわれしらず身じろぎする刹那も...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...膝をすこし動かして身じろぎをする...
三好十郎 「胎内」
...身じろぎもせぬ)せめて恨みて玉章(たまづき)と...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...女は身じろぎもせずにそれを見つめている...
夢野久作 「暗黒公使」
...身じろぎも危険である...
吉川英治 「私本太平記」
...数正も、はッと、身じろぎを示し、「伝右ッ...
吉川英治 「新書太閤記」
...石その物のように身じろぎもせず...
吉川英治 「新・水滸伝」
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