...空想の善や美しき意圖が幾度かその實行に於いて躓きながら...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...兄夏朝早く水くむと、甕を抱きて走りしが、またかへり來て、躓きぬ、甕はわれぬと歎くにぞ、碎くるもよし、陶(すゑ)ものの甕には惜しき涙ぞと、いへば、つぶらに眼をひらき、かた笑みせしは誰(た)が子ぞや...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...五人女にも、於七が吉三のとこへ夜決心してしのんで行つて、鈴に蹴躓き、からからと大音響、傍に寝てゐる小僧が眼をさまして、あれ、おぢやうさんは、よいことを、と叫ばれ、ひたと両手合せて小僧にたのみいる、ところがあつたと覚えてゐるが、あの思はざる鈴の音には読むものすべて、はつと魂消したにちがひない...
太宰治 「音について」
...僕の肋骨や足に躓きながら...
立原道造 「白紙」
...躓き易くなつて老を感じる...
種田山頭火 「其中日記」
...時々尖つた石に躓きかけるのを堪らない心持で見た...
田山録弥 「山間の旅舎」
...これは昌造の生涯にとつてほんの「躓きの石」くらゐではないだらう...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...そこに専門科学者の躓きがちな閾があるのである...
戸坂潤 「科学論」
...義観を怨むというよりも、義観のために一喝されて、木にぶっつかりつつ、石に躓きつつ、逃げ出した自分の醜さに対して――人に顔向けのできぬ、その時の醜さに対して、自分の心の癒えるように、したかった...
直木三十五 「南国太平記」
...躓きかげんの軽重に就いて研究してゐる動物だと伊庭は説明した...
林芙美子 「浮雲」
...かうした人間の躓きの足もとを照してやる強大な日光の神様なのだから...
林芙美子 「浮雲」
...躓きさうな階段をのぼつて薄暗い廊下の方へ来ると...
原民喜 「災厄の日」
...そもそも躓きのもとでした...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...が、可笑しなことには、それにも拘らず、又二三歩すると、彼は躓き、そして何かの上を跳びはねるのでした...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「巴里の手紙」
......
三好達治 「間花集」
...7705躓きつゝぞ来る...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...足も自然に早くなり躓きかけようとしたが...
横光利一 「旅愁」
...小暗く立ち繁つた巨樹の根が道を横切つてゐて躓きがちである...
吉江喬松 「山岳美觀」
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