...僕は唯情事に躓(つまづ)いただけだ...
芥川龍之介 「闇中問答」
...広岡の馬を躓(つまず)かしたのは間接ながら笠井の娘の仕業(しわざ)だった...
有島武郎 「カインの末裔」
...市に舞ふ人もこれに躓(つまづ)く習ぞといふ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...」その愚かな奴らは陸へ上るや否や宝に蹴躓(けつまず)いて向脛(むこうずね)をへし折るくらいに思っていたに違いない...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...之に躓き仰むきに地に倒るれば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...庭石に躓(つまず)いたような振りをして誤魔化(ごまか)しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...石っころに躓(つまず)いたことでも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一つ蹉躓が来れば利害の友はみんな背く...
平出修 「瘢痕」
...藁(わら)にも躓(つまづ)く...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...躓(つまづ)いたツて...
三島霜川 「平民の娘」
...人間の差違の如き何の躓(つまず)きになろうか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...或いは何とも知れぬ原因で躓(つまず)いたり落ちたりして傷(きずつ)きまたは死んだ...
柳田国男 「山の人生」
...すると躓(つまず)きでもしたように...
山本周五郎 「追いついた夢」
...なにかに躓(つまず)いて...
山本周五郎 「風流太平記」
...いくたびか躓(つまず)いたほどである...
吉川英治 「新書太閤記」
...ふと躓(つまず)いたらしい錫杖(しゃくじょう)を拾い上げて大地にそれを突っ立てていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...何度も足に躓(つまず)いた首のない胴だの...
吉川英治 「源頼朝」
...持ち直す槍の柄に味方の者の足もとを躓(つまず)かせ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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