...いくたびとなく躓いた...
太宰治 「陰火」
...躓(つまず)いてばかりいる...
太宰治 「正義と微笑」
...時々尖つた石に躓きかけるのを堪らない心持で見た...
田山録弥 「山間の旅舎」
...馳出(かけだ)す者(もの)は蹉躓(けつまづ)くわい...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...足掻(あが)いたり躓(つまず)いたりして...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...躓き躓き歩いた...
豊島与志雄 「失われた半身」
...躓(つまず)きつつ...
直木三十五 「南国太平記」
...人々がそれに躓くためにつくられてゐるやうに思はれる...
フランツ・カフカ 中島敦訳 「罪・苦痛・希望・及び眞實の道についての考察」
...行くべき道に躓(つまず)いて非業(ひごう)に死したる失敗の児(じ)よりも...
夏目漱石 「野分」
...ハタと躓(つまづ)きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八五郎はまたそれに躓いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
山之口貘 「山之口貘詩集」
...それはひろがって、男の頭からかぶさり、男はまた躓いて、下襲をかぶったまま、転倒した...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...躓(つまず)いたりしながら...
横光利一 「上海」
...躓きながら、「ポツダム宣言全部承認...
横光利一 「夜の靴」
...彼女の木靴は石へ躓いた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...自分から口にしかける話題に自分で躓(つまず)いたり...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...次郎は」「ホイ! また石のやつに躓(つまず)きました」喋舌(しゃべ)っていると...
吉川英治 「江戸三国志」
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