例文・使い方一覧でみる「躁」の意味


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...現在に滿足せざる焦がある...   現在に滿足せざる焦躁があるの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...どうも狂の原因はかの老酒にあったらしい...   どうも躁狂の原因はかの老酒にあったらしいの読み方
梅崎春生 「ボロ家の春秋」

...見なかった焦不安...   見なかった焦躁不安の読み方
太宰治 「佐渡」

...頗(すこぶ)る不安な焦感を覚える...   頗る不安な焦躁感を覚えるの読み方
太宰治 「服装に就いて」

...きわめて軽(けいそう)で...   きわめて軽躁での読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...三味と太鼓の大狂曲に...   三味と太鼓の大狂躁曲にの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...その不遜軽は天下の大教場たる公議輿論をもって教えたるものなれば...   その不遜軽躁は天下の大教場たる公議輿論をもって教えたるものなればの読み方
福沢諭吉 「徳育如何」

...ざんざんと頽(なだ)れこむ擾からそれら卑少の歴史から...   ざんざんと頽れこむ躁擾からそれら卑少の歴史からの読み方
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」

...あるおじけた焦にかりたてられて...   あるおじけた焦躁にかりたてられての読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」

...常にその軽期と抑うつ期とのあいだに揺れ動くことを...   常にその軽躁期と抑うつ期とのあいだに揺れ動くことをの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...今日の出来事の原因結果を整理しようと焦(あせ)っていた...   今日の出来事の原因結果を整理しようと焦躁っていたの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...それはただ逃げたがっている焦(しょうそう)にすぎないが...   それはただ逃げたがっている焦躁にすぎないがの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...城の一角でも崩れたかと度を失って(さわ)いだら...   城の一角でも崩れたかと度を失って躁いだらの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...騒然たる狂(きょうそう)のひとつだったのである...   騒然たる狂躁のひとつだったのであるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...焦(しょうそう)している...   焦躁しているの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...こういう自分の焦(しょうそう)を...   こういう自分の焦躁をの読み方
吉川英治 「親鸞」

...顛動(てんどう)して(さわ)ぎかけたのは...   顛動して躁ぎかけたのはの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

...やや焦(しょうそう)をその眉にあらわして...   やや焦躁をその眉にあらわしての読み方
吉川英治 「源頼朝」

「躁」の読みかた

「躁」の書き方・書き順

いろんなフォントで「躁」

「躁」の英語の意味

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