...馬の蹄は石の鋪道を蹴立てて走っている...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...蒲團蹴立てて起きあがり...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...よほどのことにと畳を蹴立てて走り出しさうになるのをひかへねばならなかつた...
武田麟太郎 「一の酉」
...三十九節(ノット)の全速力(フルスピード)をもって一意敵の視界外へ逃れ出(い)ずべく艦体を軋(きし)ませて浪を蹴立てていた...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...町の一部では房一が「席を蹴立てて帰つた」といふ評判だつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...その中をあのラッパを鳴らした円太郎馬車が泥を蹴立てて走って行くという有様だった...
田山花袋 「日本橋附近」
...村中は大へんなさわぎで、アントワープからは、雪を蹴立てて、蒸気ポンプがかけつけて来ました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...雪を蹴立てて驀然(まっしぐら)に代官町の通りから荒川筋...
中里介山 「大菩薩峠」
...遥か彼方から土煙を蹴立てて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...千波万波を蹴立てて乗り込んでくる毛唐人の蒸気船は...
正岡容 「寄席」
...両方の舟が荒波蹴立てて急ぐ...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...土けむりを蹴立てて怒鳴り込まれましたが...
夢野久作 「奥様探偵術」
...死物狂いに硝子の舗道を蹴立てて来る身振りがトテモ可笑(おか)しい……ザマを見やがれ……と思いながらも...
夢野久作 「怪夢」
...馬の横腹を蹴立て蹴立てて...
夢野久作 「白髪小僧」
...一層敏捷に巨濤を蹴立てて跳る獨自の姿を持つてゐた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...日比谷の方から砂を蹴立てて来た一列の騎馬に怒鳴られました...
吉川英治 「江戸三国志」
...そして雪を蹴立てて駈けまわる跫音の中に...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...すると、雪を蹴立てて、藩邸の門前に駈けつけた老武士と、ほかにもう一名の、二頭の騎馬があった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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