...蹴爪(けづめ)を高く上げて...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...蹴爪即ち隆起が臼の杵と凹(くぼみ)とを現しているのである...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...するどい蹴爪をかき添えるかも知れない...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...伸びかかつた蹴爪(けづめ)でおとなしい上院議員を跳ね飛ばしかねないやうな素振を見せた...
薄田泣菫 「茶話」
...すぐまた相手が蹴爪(けづめ)でももつてゐはしないか...
薄田泣菫 「茶話」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...脚には鋭い蹴爪がある...
外村繁 「澪標」
...蹴爪(けつま)ずくと危ない」と注意した...
夏目漱石 「虞美人草」
...何にするんだい」「落ちる時に蹴爪(けつま)ずいて生爪(なまづめ)を剥(は)がした」「生爪を? 痛むかい」「少し痛む」「あるけるかい」「あるけるとも...
夏目漱石 「二百十日」
...蹴爪(けつま)ずくかすると...
夏目漱石 「明暗」
...闘鶏につける蹴爪(けづめ)が...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
......
槇本楠郎 「赤い旗」
...さやうならあしたからは足で蹴爪衝くやうな處に卸して置きます...
森林太郎 「身上話」
...」「蹴爪衝きやあそそつかしいのだ...
森林太郎 「身上話」
...雄鶏は妬(ねた)ましげに蹴爪(けづめ)の上に伸び上がって...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...古い雄鶏(おんどり)のように蹴爪(けづめ)までついていた...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...七雄鶏は妬(ねた)ましげに蹴爪(けづめ)の上に伸び上って...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
便利!手書き漢字入力検索