...辻俥(つじぐるま)の蹴込(けこみ)へ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...あっちへゆきなさい」博士は、いきなり足をあげて、犬を蹴った...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...大隅の身体をスリッパの先でポンポンと蹴ってみたが...
海野十三 「地球盗難」
...薪木を蹴り火花を散し...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...後脚(あとあし)で砂を蹴つて飛んだ...
薄田泣菫 「茶話」
...死骸を路傍の穴へ蹴込(けこみ)て...
関根黙庵 「枯尾花」
...五人女にも、於七が吉三のとこへ夜決心してしのんで行つて、鈴に蹴躓き、からからと大音響、傍に寝てゐる小僧が眼をさまして、あれ、おぢやうさんは、よいことを、と叫ばれ、ひたと両手合せて小僧にたのみいる、ところがあつたと覚えてゐるが、あの思はざる鈴の音には読むものすべて、はつと魂消したにちがひない...
太宰治 「音について」
...一斉に席を蹴って立ち...
太宰治 「駈込み訴え」
...日本の昔でも手鞠(てまり)や打毬(だきゅう)や蹴鞠(けまり)はかなり古いものらしい...
寺田寅彦 「ゴルフ随行記」
...なぐりつけ蹴(け)りつけていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それは霜が木の葉を蹴落す冬のことであった...
長塚節 「太十と其犬」
...近く総攻撃を開始して敵を海中に蹴落す胸のすくような大会戦をやると豪語し...
久生十蘭 「ノア」
...足で蹴ったりするときには...
山本周五郎 「季節のない街」
...この役立たず奴(め)が」と狼はあと足で蹴散らかしました...
夢野久作 「人形と狼」
...踵(かかと)を蹴って追いついた雲霧が五体の弾力を拳に集めてかれの背骨を突きのめしたかと見えますと...
吉川英治 「江戸三国志」
...自分から大(おお)蹴(け)つまずきを求めた点では...
吉川英治 「新書太閤記」
...足で彼を蹴飛ばした...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「なぜ、おめえは、秤量(はかり)なんぞを、腰に差していねえで、幇間(たいこもち)にならなかったか」と、一角が、上わ唇を舐(な)めあげて聞くと、「あいつが、楽な商売に見えますかい」と、老人は、一蹴に答えて、「それよか、旦那あ、なぜ一本ですむ物を二本差して、窮屈(きゅうくつ)がっているよりも、さらりと、博奕打(ばくちうち)にでもならないのか、わしゃあ、ふしぎ……」と、真面目にいった...
吉川英治 「無宿人国記」
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