...さて百姓は蹣跚(よろめ)きながら我家に帰った...
レオニイド・アンドレイエフ Leonid Andrejew 森鴎外訳 「犬」
...社長は蹣跚(よろよろ)と行つて椅子に倒れ懸りながら...
石川啄木 「菊池君」
...社長は蹣跚(よろ/\)と行つて椅子に倒れ懸りながら...
石川啄木 「菊池君」
...此叔父の蹣跚(よろよろ)した千鳥足と...
石川啄木 「刑余の叔父」
...醉歩蹣跚として去る...
大町桂月 「水戸觀梅」
...さながら醉人(ゑひどれ)のやうに蹣跚(よろめ)く...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...465即ち蹣跚と歩み行き...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...角曲がり蹣跚として歩む牛...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...この男だけが例の酔歩蹣跚(すいほまんさん)として...
中里介山 「大菩薩峠」
...よきこと起(おこ)せ」勘次(かんじ)はさういつて自分(じぶん)も一(ひと)つに蹣跚(よろ)けながら立(た)つた...
長塚節 「土」
...唐代の衣冠(いかん)に蹣跚(まんさん)の履(くつ)を危うく踏んで...
夏目漱石 「虞美人草」
...蹣跚(まんさん)として墓に向う...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...某政治家も爛酔(らんすい)して前後もわきまえず女中の助けをかりて蹣跚(まんさん)として玄関に来たが...
新渡戸稲造 「自警録」
...八五郎の足は蹣跚(まんさん)として居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蹣跚(まんさん)とした...
本庄陸男 「石狩川」
...)門生(蹣跚(まんさん)として...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...蹣跚(まんさん)たる足どりで...
吉川英治 「私本太平記」
...蹣跚蹣跚(よろよろ)っと坐ってしまうと...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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