例文・使い方一覧でみる「蹣」の意味


スポンサーリンク

...頗(すこぶ)る足元が跚(まんさん)としていた...   頗る足元が蹣跚としていたの読み方
芥川龍之介 「路上」

...さて百姓は跚(よろめ)きながら我家に帰った...   さて百姓は蹣跚きながら我家に帰ったの読み方
レオニイド・アンドレイエフ Leonid Andrejew 森鴎外訳 「犬」

...社長は跚(よろ/\)と行つて椅子に倒れ懸りながら...   社長は蹣跚と行つて椅子に倒れ懸りながらの読み方
石川啄木 「菊池君」

...何やら呟(つぶや)き乍ら跚(よろ/\)とした歩調(あしどり)で行き過ぎた...   何やら呟き乍ら蹣跚とした歩調で行き過ぎたの読み方
石川啄木 「鳥影」

...大通りを避けて見知らぬ露地から露地へ私は跚(まんさん)と歩き廻った...   大通りを避けて見知らぬ露地から露地へ私は蹣跚と歩き廻ったの読み方
梅崎春生 「風宴」

...よろよろと跚(よろめ)き...   よろよろと蹣跚きの読み方
海野十三 「流線間諜」

...465即ち跚と歩み行き...   465即ち蹣跚と歩み行きの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...敵來ぬ中は跚の牛群彼はやしなへり...   敵來ぬ中は蹣跚の牛群彼はやしなへりの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...しかしてそのわずかに生存するものとても痩歩跚(そうほまんさん)すでにその片足をば墓中に投じたるにあらずや...   しかしてそのわずかに生存するものとても痩歩蹣跚すでにその片足をば墓中に投じたるにあらずやの読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...彼は立ち上ると跚(よろめ)いて行って...   彼は立ち上ると蹣跚いて行っての読み方
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」

...風月堂にていつもの如く晩餐をなし酔歩跚出雲橋を渡る...   風月堂にていつもの如く晩餐をなし酔歩蹣跚出雲橋を渡るの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...橋の詰の方へ酔歩跚(すいほまんさん)として行く姿が見える...   橋の詰の方へ酔歩蹣跚として行く姿が見えるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...よきこと起(おこ)せ」勘次(かんじ)はさういつて自分(じぶん)も一(ひと)つに跚(よろ)けながら立(た)つた...   よきこと起せ」勘次はさういつて自分も一つに蹣跚けながら立つたの読み方
長塚節 「土」

...跚(まんさん)として雲を踏むよう...   蹣跚として雲を踏むようの読み方
野村胡堂 「死の舞踏」

...引き摺るようにして跚(まんさん)として来たる...   引き摺るようにして蹣跚として来たるの読み方
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」

...跚(よろめ)きさうな身体を支へて呉れさうな気がした...   蹣跚きさうな身体を支へて呉れさうな気がしたの読み方
原民喜 「閑人」

...二人は跚(まんさん)たる足どりで...   二人は蹣跚たる足どりでの読み方
久生十蘭 「魔都」

...見るからに悠然と口笛を吹きながら池のまはりを歩しはじめた...   見るからに悠然と口笛を吹きながら池のまはりを蹣歩しはじめたの読み方
牧野信一 「池のまはり」

「蹣」の読みかた

「蹣」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蹣」


ランダム例文:
宝祚   権智   声を絞る  

除夜の鐘は昼間でも意味がある?除夕の鐘を解説

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
最先端   一帯一路   上場企業  

スポンサーリンク

トップへ戻る