例文・使い方一覧でみる「蹐」の意味


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...跼天地の孤児は漸くに青雲の念燃ゆるが如くなる青年となれり...   跼天蹐地の孤児は漸くに青雲の念燃ゆるが如くなる青年となれりの読み方
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」

...決して単なる江戸趣味の小天地に跼(きょくせき)しているものではない...   決して単なる江戸趣味の小天地に跼蹐しているものではないの読み方
淡島寒月 「亡び行く江戸趣味」

...シカモその志が決して区々日本の学界や文壇の小蝸殻(しょうかかく)に跼(きょくせき)しなかったのが証される...   シカモその志が決して区々日本の学界や文壇の小蝸殻に跼蹐しなかったのが証されるの読み方
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」

...感情の跼(きょくせき)があった...   感情の跼蹐があったの読み方
橘外男 「陰獣トリステサ」

...始めから十七字の繩張(なわば)りの中に跼(きょくせき)してもがいている人とでは比較にならない修辞上の幅員の差を示すであろう...   始めから十七字の繩張りの中に跼蹐してもがいている人とでは比較にならない修辞上の幅員の差を示すであろうの読み方
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」

...文学を益々跼させ...   文学を益々跼蹐させの読み方
豊島与志雄 「文学の曇天」

...シャロットの女は鏡の限る天地のうちに跼(きょくせき)せねばならぬ...   シャロットの女は鏡の限る天地のうちに跼蹐せねばならぬの読み方
夏目漱石 「薤露行」

...その様式化された技術の束縛の範囲内だけに跼してゐることは忍べなかつた...   その様式化された技術の束縛の範囲内だけに跼蹐してゐることは忍べなかつたの読み方
野上豊一郎 「演出」

...京都の小天地にのみ跼して滿足し得た時代は既に過ぎ去つたのである...   京都の小天地にのみ跼蹐して滿足し得た時代は既に過ぎ去つたのであるの読み方
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」

...更に跼して二三の號舍を仔細に窺へば...   更に跼蹐して二三の號舍を仔細に窺へばの読み方
原勝郎 「貢院の春」

...内外の末流に跼(きょくせき)して...   内外の末流に跼蹐しての読み方
久生十蘭 「玉取物語」

...土龍(もぐら)のように跼(きょくせき)している...   土龍のように跼蹐しているの読み方
火野葦平 「花と龍」

...あるいはこの不自由なる小天地に長く跼(きょくせき)せる反響として...   あるいはこの不自由なる小天地に長く跼蹐せる反響としての読み方
福田英子 「妾の半生涯」

...宗藩の祖である政宗(まさむね)公がまだ跼(きょくせき)した頃...   宗藩の祖である政宗公がまだ跼蹐した頃の読み方
本庄陸男 「石狩川」

...隔地の景色に無二の新意匠あるを忘れて目前の小天地に跼(きょくせき)するの弊害あり...   隔地の景色に無二の新意匠あるを忘れて目前の小天地に跼蹐するの弊害ありの読み方
正岡子規 「俳諧大要」

...何となく跼んでゐる自分の膝頭をゆつくり抓つて見た……...   何となく跼蹐んでゐる自分の膝頭をゆつくり抓つて見た……の読み方
室生犀星 「渚」

...そんな処に跼(かが)んでいらっしったら...   そんな処に跼蹐んでいらっしったらの読み方
室生犀星 「蜜のあわれ」

...また必ずしも仏法の軌範の内に跼(きょくせき)していなかった...   また必ずしも仏法の軌範の内に跼蹐していなかったの読み方
柳田国男 「山の人生」

「蹐」の読みかた

「蹐」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蹐」

「蹐」の英語の意味


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