...女子は裳裾(もすそ)を蹇(かゝ)ぐ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...このちごをば蹇(あしな)へたる丐兒(かたゐ)にわたされずとのたまふを聞きつ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...或は蹇(あしなへ)...
石川啄木 「葬列」
...命の蹇(けん)し時の乖(そむ)けるを救わず...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...ことさらに作ッた偃蹇恣雎(えんけんしき)...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...其脚蹇(なへ)ぎ其おもて皺み其眼(まみ)斜視にして...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...縞(しま)セルの単衣(ひとえ)の裾(すそ)を蹇(かか)げて上がって行くと...
徳田秋声 「仮装人物」
...三種宛を含むものに履・蠱・觀・(これは見方によつては五種ともなる)賁・剥・蹇・歸妹・豐などの卦がある...
内藤湖南 「易疑」
...秦穆不用蹇叔百里子之謀...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...箱根霊験蹇仇討(れいげんいざりのあだうち)...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...身は矯々として游竜の如し……」D「……蹇として独り立ちて西また東す...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...蹇(あしなへ)となつてからも既に十七年を経てゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蘭軒は蹇(あしなえ)であったので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...陰謀の首魁蹇碩(けんせき)を血まつりにあげん」と...
吉川英治 「三国志」
...蹇碩のすがたを見つけ...
吉川英治 「三国志」
...蹇碩はふるえ上がって...
吉川英治 「三国志」
...自分を殺そうと謀った蹇碩(けんせき)も殺されたと聞いたので...
吉川英治 「三国志」
...時めく十常侍の蹇碩(けんせき)の身寄りの者でも...
吉川英治 「三国志」
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