...蹇丐羅馬なる母上の住み給ひし家に歸りし後...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...このちごをば蹇(あしな)へたる丐兒(かたゐ)にわたされずとのたまふを聞きつ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...命の蹇(けん)し時の乖(そむ)けるを救わず...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...脚蹇ぎ云々は懺悔者の態度を表す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...縞(しま)セルの単衣(ひとえ)の裾(すそ)を蹇(かか)げて上がって行くと...
徳田秋声 「仮装人物」
...三種宛を含むものに履・蠱・觀・(これは見方によつては五種ともなる)賁・剥・蹇・歸妹・豐などの卦がある...
内藤湖南 「易疑」
...秦穆不用蹇叔百里子之謀...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...偃蹇(えんけん)として澗底(かんてい)に嘯(うそぶ)く松が枝(え)には舞い寄る路のとてもなければ...
夏目漱石 「薤露行」
...この「狭衣」の曲のほかには「閔子蹇(びんしけん)」というのを作ったが...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...身は矯々として游竜の如し……」D「……蹇として独り立ちて西また東す...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...――(その一節……)……蹇としてひとり立ちて西また東すあゝ遇ふべくして従ふべからずたちまち飄然として長く往き冷々たる軽風にのる――――と...
牧野信一 「バラルダ物語」
...且蹇(あしなへ)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...事は未だ蹇(あしなへ)にならぬ前にあるから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蘭軒は蹇(あしなえ)であったので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...蹇碩はふるえ上がって...
吉川英治 「三国志」
...俺を殺そうと謀った蹇碩の奴さえ誅戮(ちゅうりく)すればいいのだ」内宮を出ると...
吉川英治 「三国志」
...「蹇碩は、すでに誅罰した...
吉川英治 「三国志」
...時めく十常侍の蹇碩(けんせき)の身寄りの者でも...
吉川英治 「三国志」
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