...僅(わずか)に草を踏む跫音(あしおと)によって相手の処在を察する外(ほか)はなく...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...ピタピタと路を踏むので有った...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...真中の人の踏むところだけ残して...
壺井栄 「大根の葉」
...傍(かたわら)に妻あり踏むに土あって...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...大事なものを踏むように...
中里介山 「大菩薩峠」
...それであんな物を切支丹に見せたらそれを踏む気はしなくなつて...
長與善郎 「青銅の基督」
...すると下から梯子段(はしごだん)を踏む音がして誰か上って来た...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...手順を踏むことも相成り兼ねました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...踏むのは虚空ばかり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まさしく浪漫主義の正系を踏む情緒詩派の流れである...
萩原朔太郎 「青猫」
...憤りと憎悪とが凍った雪を踏むようにキシ...
宮本百合子 「刻々」
...石を踏む音がして...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...軍医大佐は足の踏む処も無く並び重なっている負傷兵の傷口を一々点検しているらしい恰好である...
夢野久作 「戦場」
...午後家を出てから長靴で、雪を踏むときも、つねになく私は元気であった...
横光利一 「夜の靴」
...少し歩くと一度も練習したことのない舞台を踏むような気重さである...
横光利一 「旅愁」
...薄氷を踏む思いで進むのだった...
吉川英治 「三国志」
...地だんだを踏む兵もあり...
吉川英治 「新書太閤記」
...本位田(ほんいでん)家の隠居は、きかない気性の老母(としより)だった、又八のおふくろに当る人だ、もう六十ぢかいが、若い者や小作の先に立って野良仕事に出かけ、畑も打てば、麦も踏む、暗くなるまでの一日仕事をおえて帰るにも、手ぶらでは帰らない、腰の曲った体のかくれるほど、春蚕(はるご)の桑の葉を背負いこんで、なお、夜業(よなべ)に飼蚕(かいこ)でもやろうというくらいなお杉(すぎ)婆あさんであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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