...「中へ踏み込む人員は...
海野十三 「暗号の役割」
...がまた都合によれば「踏み込むや」の「や」が略されたものと見てもさしつかえないのであります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...後に俳句の研究者になってどんな新しい方面に足を踏み込むか...
高浜虚子 「俳句への道」
...男らしく踏み込む気力が...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...お門違いの世界へでも踏み込むような気がしていた...
徳田秋声 「黴」
...史的唯物論の核心に多少踏み込むことが出来る...
戸坂潤 「科学論」
...奥へ踏み込むと驚きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...卑怯者ッ」慎九郎は踏み込むたよりがあれば...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...巡査部長の方は部屋の中へ一歩踏み込むと猶予なく加十に...
久生十蘭 「魔都」
...向ひ側の馬賊の縄張りに踏み込むために...
牧野信一 「日本橋」
...何か大事なものを賭さないでは人は修羅場に足を踏み込むことはできますまい...
三好十郎 「恐怖の季節」
...(それで抜刀の男は踏み込むのをやめる...
三好十郎 「斬られの仙太」
...稲田に踏み込むのはよして...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...まるで張ってある罠(わな)のまん中へ踏み込むようなものだ...
山本周五郎 「風流太平記」
...足を踏み込むと同時にムッとした...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...こんな状況下にトンネルの中へと敢えて踏み込むというのはどう考えても愚かな自殺行為だったが...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...ちょうど魔法使が神秘の世界へ足を踏み込むようだ...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...これは自分が裸足(はだし)であったために無意識に植込みへ踏み込むのを恐れたためかも知れぬが...
和辻哲郎 「地異印象記」
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