...太子は眉(まゆ)一つ動かされずそのまま踏み板(ステップ)へ足をかけられ...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...多分扉の下の踏み板に仕掛があつたのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たぶん扉(と)の下の踏み板に仕掛けがあったのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鉄製踏み板が摩耗して光り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...えびのように腰をまげて一足々々を順ぐりに踏み板のうえに上げるのであった...
本庄陸男 「石狩川」
...レノック巡査は運転手へ手を振って素早く自動車の踏み板(ステッピング)へ飛び乗っていた...
牧逸馬 「土から手が」
......
山之口貘 「鮪に鰯」
...後生だから』肩を揺(ゆ)すぶると、上り框(がまち)にしゃがみ込んで、踏み板へ、涎(よだ)れを垂らしていた内蔵吉は、『う……うるせえなあ』『うるさいじゃありませんよ』『水(みず)をくれ...
吉川英治 「山浦清麿」
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