例文・使い方一覧でみる「踏みにじる」の意味
スポンサーリンク...踏みにじりたいだけ踏みにじるがいい... 
太宰治 「虚構の春」
...俺だちの義侠心を踏みにじるか」襖（ふすま）がずらりと啓（あ）いて定七が出て来た...
田中貢太郎 「春心」
...戰車率きつゝ倒れたる屍體を盾を踏みにじる...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...しかしそういう配慮を足下に踏みにじる時に初めて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人生の美しい夢を踏みにじるもののように思われました...
豊島与志雄 「食慾」
...物の道理を踏みにじることだ...
豊島与志雄 「憑きもの」
...その操をむざんにも踏みにじる職員...
永井隆 「この子を残して」
...米を踏みにじるやうなことをしたとは...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...踏みにじるかどうかしたとしか思へません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...強いものは弱いものを蹴（け）おとし踏みにじるのが人生である...
羽仁もと子 「親子の愛の完成」
...さうした人間たちはいつも土足で僕の頭のなかを踏みにじるのだ...
原民喜 「災厄の日」
...ひン曲げられ――今や踏みにじるのも止（や）むを得ないと彼らの顔色が叫んでいた...
本庄陸男 「石狩川」
...棒で打つ、足で踏んづける、靴で踏みにじる...
正岡容 「寄席」
...仙太がヒョロヒョロとなるところを刑吏と喜平が散々蹴倒し踏みにじる...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...さも忌々しげに踏みにじる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「土足で踏みにじるようなあんばいだった」ということであった...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...涙と影を踏みにじる力者（りきしや）...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...踏みにじるのも同じだぞ」「オオ...
吉川英治 「大岡越前」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？