...教会の戸口の方に蹌踉(よろめ)いて行つた...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...蹌踉々々(よろよろ)と...
泉鏡花 「悪獣篇」
...蹌踉(よろよろ)として出行きぬ...
泉鏡花 「活人形」
...蹌踉(そうろう)と巷(ちまた)へひきかえした...
太宰治 「古典風」
...はきものを捜す)(野中)(蹌踉(そうろう)と立ち上り)僕も行く...
太宰治 「春の枯葉」
...「ではどうぞ……報酬を……そう言っていただきたいと思いますが」蹌踉(よろ)めきながら起ち上って...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...その後からそれと同じような恰好をしながら踉いて往った...
田中貢太郎 「放生津物語」
...「雇人扱いにされた」という屈辱感と激怒のため酔っ払いのように蹌踉(そうろう)として帰り...
野村胡堂 「楽聖物語」
...……ナゼ返事をして下さらないのですか……お兄様はあの時の事をお忘れになったのですか……」私はヨロヨロと背後(うしろ)に蹌踉(よろめ)いた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その蹌踉(そうろう)状態の下に行われたる夢遊行動中にも亦(また)...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...突かれた女は踉(よ)ろけながら...
横光利一 「上海」
...再び蹌踉(よろ)めきながら第二の女を捜しに行った...
横光利一 「日輪」
...二人が蹌踉めいて壁に衝きあたるときにも...
横光利一 「旅愁」
...橇の小さな洋灯だけぐらぐら覚束なげな足取りで踉けた...
横光利一 「旅愁」
...手頸の初毛の上を匐って来る蟻の黒い蹌踉めきが...
横光利一 「旅愁」
...蹌踉(そうろう)...
吉川英治 「私本太平記」
...蹌踉(そうろう)として...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...蹌踉(そうろう)として...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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