...静かに跼(ひざまづ)いて彼の垢(あか)づける手を把(と)り...
石川啄木 「閑天地」
...無感覚になったのであろう)そう思いながら跼(かが)んで...
海野十三 「地球要塞」
...足には草履(サンダル)を穿いて例の大象の立像の下に跼みながら...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...楯の内側には大蛇が跼(うずくま)っていた...
野上豊一郎 「パルテノン」
...向き合つて跼んでゐた...
葉山嘉樹 「氷雨」
...土龍(もぐら)のように跼蹐(きょくせき)している...
火野葦平 「花と龍」
...温(あつた)かさうな皿(さら)に!跼(こゞ)まにや吸(す)へぬ?晩(ばん)の肉汁(スープ)...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...淺吉も同じやうに跼みこんで火を掻き立て...
室生犀星 「命」
...何となく跼蹐んでゐる自分の膝頭をゆつくり抓つて見た……...
室生犀星 「渚」
...私は庭に下りると石垣にそうて跼んだ...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...肩の跼(かが)んだようなうしろ姿を見やりながら...
山本周五郎 「菊千代抄」
...菊の花枝を剪ろうと身を跼(かが)めたとき...
山本周五郎 「菊屋敷」
...三人ともそっちへいって並べ」跼みこんでいたのと...
山本周五郎 「さぶ」
...躯をまるく跼(かが)めて...
山本周五郎 「さぶ」
...尖った肩を前跼(まえかが)みにして...
山本周五郎 「めおと蝶」
...跼(かが)んだのは足袋の紐(ひも)をむすんでいたんです...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...跼んだ足の指先が...
山本周五郎 「夕靄の中」
...草の中に跼み込み...
横光利一 「夜の靴」
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