例文・使い方一覧でみる「跼」の意味


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...硯友社という小さい天地にばかり蹐(きょくせき)しないで...   硯友社という小さい天地にばかり跼蹐しないでの読み方
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」

...それから腰を下ろすと下に(しゃが)んで長い靴と靴下とをぬぎ始めた...   それから腰を下ろすと下に跼んで長い靴と靴下とをぬぎ始めたの読み方
海野十三 「恐怖の口笛」

...私は前(まえかが)みになると...   私は前跼みになるとの読み方
海野十三 「ゴールデン・バット事件」

...正体もなく崩れ(うずく)まっていた...   正体もなく崩れ跼まっていたの読み方
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」

...ちょっとんで、短刀をそこへ投げつける格好をやって見い」係官は、この南洋土人のような色の黒い男を、特に我々にはしなかったお前と云う言葉で呼んだ...   ちょっと跼んで、短刀をそこへ投げつける格好をやって見い」係官は、この南洋土人のような色の黒い男を、特に我々にはしなかったお前と云う言葉で呼んだの読み方
橋本五郎 「撞球室の七人」

...そしてその子供だけがまだ地面に(こご)んだまま一人で何かして遊んでいた...   そしてその子供だけがまだ地面に跼んだまま一人で何かして遊んでいたの読み方
堀辰雄 「美しい村」

...白絣の袂の下にんで...   白絣の袂の下に跼んでの読み方
水野仙子 「夜の浪」

...既に後退性に方向されていることを認め得ないで私に固執した小芸術にんでいるところとあり...   既に後退性に方向されていることを認め得ないで私に固執した小芸術に跼んでいるところとありの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...暇さえあれば(しゃが)んで唾を吐きながら居たのである...   暇さえあれば跼んで唾を吐きながら居たのであるの読み方
室生犀星 「天狗」

...めたん子は命ぜられたまま土間にみ込んで...   めたん子は命ぜられたまま土間に跼み込んでの読み方
室生犀星 「めたん子傳」

...前(まえかが)みに机へ向っている妻の姿を見ると...   前跼みに机へ向っている妻の姿を見るとの読み方
山本周五郎 「雨あがる」

...めた上半身を起こすなり...   跼めた上半身を起こすなりの読み方
山本周五郎 「さぶ」

...例のとおり八重が眼の前にんで...   例のとおり八重が眼の前に跼んでの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...コッソリと(うずく)まり込みながら...   コッソリと跼まり込みながらの読み方
夢野久作 「斜坑」

...窓の下に(しゃが)み込んでしまったから……...   窓の下に跼み込んでしまったから……の読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...コンナ部屋に(かが)まっているんだから推して知るべしだろう...   コンナ部屋に跼まっているんだから推して知るべしだろうの読み方
夢野久作 「焦点を合せる」

...共にそこへ(うずく)まりながら...   共にそこへ跼まりながらの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...(かが)んだり起きたりしています...   跼んだり起きたりしていますの読み方
蘭郁二郎 「足の裏」

「跼」の読みかた

「跼」の書き方・書き順

いろんなフォントで「跼」

「跼」の英語の意味


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