...栗鼠はそこら中跳ねまはつてどんな藝當でもしますわ...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...下の葉はそれを跳ね返して...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...一人の人に猛烈にぶっつかって跳ね返り...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...彼女は慌(あわ)てて跳ね起きて...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...又時々ピツと語尾が跳ね上るやうになつて響いて来た...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...彼は其の敵を跳ね除け(flung off)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...さんざくたびれてる足は二つ三つ跳ねるうちにまつたく弾力を失つて思はずころころと尻餅をつくのをそれがをかしいといつてまた笑ひこける...
中勘助 「銀の匙」
...跳ね上げられたり...
中里介山 「大菩薩峠」
...代助は堪(たま)りかねて跳ね起きた...
夏目漱石 「それから」
...しかし、跳ね起きた時は、もうその事は忘れてしまッた、何のために跳ね起きたとも解らん...
二葉亭四迷 「浮雲」
...だからと言って必ず跳ね上がるとは限らない...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...そして魚が水から跳ね上がり...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...クラレットが通路を飛び跳ねてきて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...鼻をならして跳ねかえつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...カイゼル髭(ひげ)をピンと跳ね上げた好男子の看護長で...
夢野久作 「戦場」
...ただほんの噂だけで米の値がそれだけ跳ねあがる喜びに...
横光利一 「夜の靴」
...幾頭かは沼水の深いところへ跳ねこんだ...
吉川英治 「源頼朝」
...螽(ばった)のように跳ねながらやって来て...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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