...踊(おど)ったり跳(は)ねたりしました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...ただそれだけが跳ね廻っています...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...私は跳び出して柵壁を越え樹立の茂みの中へ駆け込み...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...道惡を山羊のやうに跳ねて飛び越したり小便をして遲れた友を一人殘して行き過ぎてからうしろから馳けて來るのに氣がついて待つたりその晩家へ歸つて來ても自分は更くるまで一人で起きて居た...
千家元麿 「自分は見た」
...全く解釈学や文献学が自分に固有な歴史学的乃至言語学的エレメントから跳ね出したからで...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...大砲とラッパの響きのうちに馬背のすさまじい跳躍...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...少くとも後から跳びかかられる心配はなくなったと考えて...
中島敦 「虎狩」
...あわやと思う間に男女共一緒に跳ねとばされたが...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...片手を土にさしこみ、他の手に熊笹の根をつかんだ彼は、木の根にかけた草鞋(わらじ)がけの脚をちぢめ、ぐいと跳ねた...
本庄陸男 「石狩川」
...突然ピーンと後脚で跳ねあがつて...
牧野信一 「夜見の巻」
...雪之丞が身をかくしている裏庭に跳ね下り...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...マントをひっかけたときほどにも跳ばないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...久慈に突きあたりすぎた自分を矢代は跳ね上る雨脚を眺めながら後悔した...
横光利一 「旅愁」
...ほかの部屋へ跳びこんだ...
吉川英治 「黒田如水」
...繋(もや)い合っているたくさんな船から船の舷(ふなべり)を跳び移って来て...
吉川英治 「私本太平記」
...床の上に跳びあがり...
吉川英治 「新書太閤記」
...相手の舟のうちへ跳(と)びこんでいた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...隅の釣戸棚(つりとだな)へ目をつけてスルリとその中へ身軽に跳(は)ね上がった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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