例文・使い方一覧でみる「路次」の意味


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...路次を這入つた突當りより一軒手前の左つ側に此頃建つたと思はるゝ小ざつぱりした家が其であつた...   路次を這入つた突當りより一軒手前の左つ側に此頃建つたと思はるゝ小ざつぱりした家が其であつたの読み方
高濱虚子 「續俳諧師」

...路次から路次に曲って二三軒往った処であった...   路次から路次に曲って二三軒往った処であったの読み方
田中貢太郎 「水魔」

...島の内の畳屋町(たたみやまち)の狭い路次を這入(はい)った芸者屋の二階にあった...   島の内の畳屋町の狭い路次を這入った芸者屋の二階にあったの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...すぐ路次の突当りの門をそっと扉(とびら)を押し開いて先きに入り...   すぐ路次の突当りの門をそっと扉を押し開いて先きに入りの読み方
近松秋江 「黒髪」

...とある路次裏に母親に会いに往った時の最初の印象を思い浮べてみた...   とある路次裏に母親に会いに往った時の最初の印象を思い浮べてみたの読み方
近松秋江 「霜凍る宵」

...外の路次の方に気がかかるように...   外の路次の方に気がかかるようにの読み方
近松秋江 「霜凍る宵」

...細い路次(ろじ)を通つて...   細い路次を通つての読み方
徳田秋聲 「絶望」

...細い路次口に佇(たたず)んでいる細君の耳に...   細い路次口に佇んでいる細君の耳にの読み方
徳田秋声 「爛」

...裏口は共通の路次になっていた...   裏口は共通の路次になっていたの読み方
豊島与志雄 「未来の天才」

...路次口の暗いところを見込むと...   路次口の暗いところを見込むとの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...「今日路次で会った処の子わらべは眼から光りを放っている...   「今日路次で会った処の子わらべは眼から光りを放っているの読み方
中里介山 「法然行伝」

...狹い路次を左手へ曲つた...   狹い路次を左手へ曲つたの読み方
南部修太郎 「ハルピンの一夜」

...若(もし)又於二路次一就二見付一者...   若又於二路次一就二見付一者の読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...直ぐ其処の路次先にある照子の家へ近附いて行つた...   直ぐ其処の路次先にある照子の家へ近附いて行つたの読み方
牧野信一 「公園へ行く道」

...よく細路次の突当りにあつた...   よく細路次の突当りにあつたの読み方
正岡容 「寄席風流」

...どうぞちよいとの間裏(うら)の路次口(ろじぐち)から外へ出てゐて下さいと云ふのだ...   どうぞちよいとの間裏の路次口から外へ出てゐて下さいと云ふのだの読み方
森鴎外 「大塩平八郎」

...時まだ非常の中なればとて路次の行粧行列の儀式前々の臨幸(りんかう)と事替(ことかは)つて百司の守衛(まもり)すべて厳重を極めたりつまりは...   時まだ非常の中なればとて路次の行粧行列の儀式前々の臨幸と事替つて百司の守衛すべて厳重を極めたりつまりはの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...色坊主が百夜通(ももよがよ)いの事路次の角店(かどみせ)――一度は閉(し)めた例の肉屋をまた開業して――石秀(せきしゅう)はもうくだらないムシャクシャなどは...   色坊主が百夜通いの事路次の角店――一度は閉めた例の肉屋をまた開業して――石秀はもうくだらないムシャクシャなどはの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「路次」の読みかた

「路次」の書き方・書き順

いろんなフォントで「路次」

「路次」の英語の意味


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若狭国   予備品   併有  

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