...生來の跛者(ちんば)で背が低くて...
石川啄木 「葉書」
...跛者の患者などはきつと片足を切り揃へてしまふだらうと思つた...
薄田泣菫 「茶話」
...だが相手は跛者ではあつたが...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...跛者の歎き人はあるいは私を目して...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...誰が跛者の乞食を歩かせたり...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...」「跛者なのは罪ではありません...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...聖者と跛者という二つの綽名(あだな)を持っていられます...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...労働者のような服装をした跛者の老人がついていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...年取って身体がきかなくて跛者である兄のフォーシュルヴァンの方であって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...大跛者で不自由そうですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「跛者に見えるか」「見えるどころじゃねえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大跛者(おほちんば)の愛嬌者だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それは跛者(びつこ)で病身で――此上もなく美しいお糸の脅(おび)え切つた姿ではありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大跛者(おほちんば)は本當だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ひどい跛者(びつこ)――秋山家の下男の丙吉でなくて誰であるものでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あれも本當の跛者か...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...跛者(はしゃ)に異ならず...
福沢諭吉 「学校の説」
...跛者がマラソン競争を望むやうなものだ!」笑ひつゞけるばかりで...
牧野信一 「女に臆病な男」
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