...生來の跛者(ちんば)で背が低くて...
石川啄木 「葉書」
...生来(うまれつき)の跛者(ちんば)で...
石川啄木 「葉書」
...第五一項 跛者の偽造伊予の国にて讃州境に接近せる某村に...
井上円了 「おばけの正体」
...たまたま門前に一人の跛者があって...
井上円了 「おばけの正体」
...跛者たちまち立ち上がって走り出した...
井上円了 「おばけの正体」
...父も母も子供の時から跛者跛者と囃(はや)し立てられて...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...跛者(びっこ)と一緒に学芸会へ出るのは恥ずかしいと言ったではないか!「僕...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...蝙蝠(こうもり)のごとき者ども、半ば盗賊であり半ば従僕である者ども、戦争と呼ばるる薄明りが産み出す各種の蝙蝠、少しも戦うことをしない軍服の案山子(かがし)、作病者、恐るべき跛者、時としては女房どもとともに小さな車にのって歩きながら酒を密売しそれをまた盗み歩くもぐり商人、将校らに案内者たらんと申し出る乞食(こじき)、風来者の従卒、かっさらい、それらの者どもを、行進中の軍隊は昔――われわれは現代のことを言ってるのではない――うしろに引き連れていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その男は跛者(びっこ)らしかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「それに私まで跛者ときています...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...年取って身体がきかなくて跛者である兄のフォーシュルヴァンの方であって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...唐臼(からうす)を踏むやうな大跛者(おほちんば)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それは跛者(びつこ)で病身で――此上もなく美しいお糸の脅(おび)え切つた姿ではありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どうしてあの跛者(びつこ)の娘のお糸が惡者とわかつたんで?」お糸を送つてホツとすると相變らず八五郎は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大跛者(おほちんば)の小豆澤小六郎が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あれも本當の跛者か...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ときどき立留って足を引摺っている――」「跛者(びっこ)だ――親分」「そのとおりだよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...跛者(びつこ)で眇目(めつかち)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
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