...生來の跛者(ちんば)で背が低くて...
石川啄木 「葉書」
...生来(うまれつき)の跛者(ちんば)で...
石川啄木 「葉書」
...第五一項 跛者の偽造伊予の国にて讃州境に接近せる某村に...
井上円了 「おばけの正体」
...「かく跛者を装いしはほかではない...
井上円了 「おばけの正体」
...――跛者などが腋の下にあてて歩くに用うる丁字形の杖...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...だが相手は跛者ではあつたが...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...先生!跛者(びっこ)なんですもの...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...誰が跛者の乞食を歩かせたり...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...蝙蝠(こうもり)のごとき者ども、半ば盗賊であり半ば従僕である者ども、戦争と呼ばるる薄明りが産み出す各種の蝙蝠、少しも戦うことをしない軍服の案山子(かがし)、作病者、恐るべき跛者、時としては女房どもとともに小さな車にのって歩きながら酒を密売しそれをまた盗み歩くもぐり商人、将校らに案内者たらんと申し出る乞食(こじき)、風来者の従卒、かっさらい、それらの者どもを、行進中の軍隊は昔――われわれは現代のことを言ってるのではない――うしろに引き連れていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...晩年になると跛者にはなるし身体はきかなくなるし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」四 ジャン・ヴァルジャンとアウスティン・カスティーレホーの記事跛者の急ぎ足は片目の者の色目と同じで...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...労働者のような服装をした跛者の老人がついていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...跛者(はしゃ)をも壮者となし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...跛者(ちんば)やしわん棒や...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大跛者(おほちんば)は本當だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ときどき立留って足を引摺っている――」「跛者(びっこ)だ――親分」「そのとおりだよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...跛者(びつこ)で眇目(めつかち)のくせに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かの跛者や盲人の如き不具者よりもなお他国へ赴いたことが少なかったのではないか...
穂積陳重 「法窓夜話」
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