...山に跋渉するのは大変だ...
...跋渉のための装備を揃える必要がある...
...雪山での跋渉は経験が必要だ...
...跋渉が好きな人は自然に親しめる...
...跋渉を楽しんでいる人は体力に自信がある...
...二訳者バアトンは東方諸国を跋渉(ばつせう)した英吉利(イギリス)の陸軍大尉であるが...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...山野を跋渉しなさい」と放送する必要は更に無い...
石川欣一 「山を思う」
...森林の跋渉(ばっしょう)も...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...そして定つて毎日そこら中の山道を跋渉する...
近松秋江 「箱根の山々」
...彼れ嘉永三年鎮西(ちんぜい)の山川を跋渉(ばっしょう)し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...一国に居附き候と天下に跋渉(ばっしょう)仕(つかまつ)るとは...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...学問の手続きは文献の跋渉を怠ることを許さない...
戸坂潤 「科学方法論」
...山林庭園の草木を枯死せしむるものは獨(ひとり)俗客の跋渉によるが爲めのみではない...
永井荷風 「十年振」
...駒井は東南の海岸線から跋渉をはじめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...年耳順を過ぎて山河を跋渉するに壯者に讓らない...
藤原咲平 「山岳美觀」
...況や針の山や血の池などは二三年其處に住み慣れさへすれば格別跋渉の苦しみを感じないやうになつてしまふ筈である...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...そういう風にして何度となく山野を跋渉(ばっしょう)した阿賀妻であった...
本庄陸男 「石狩川」
...何処に住んでも大概は何時の間にかあたりの山野を跋渉しつくしてしまふのが慣ひであり...
牧野信一 「或るハイカーの記」
...心身とも非常に健康で絶えず山野を跋渉(ばっしょう)し...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...広く全国各地を跋渉して...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...危険なる山坂を跋渉する等...
光田健輔 「小島の春」
...彼等自身二日休んだだけで千二百マイルも跋渉していたのだから...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...余の如(ごと)きは本(も)と山間の産(さん)にして加(くわ)ふるに博物採集(はくぶつさいしう)の為(た)め深山幽谷を跋渉(はつせう)するの経験(けいけん)に積(つ)み...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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