...山に跋渉するのは大変だ...
...跋渉のための装備を揃える必要がある...
...雪山での跋渉は経験が必要だ...
...跋渉が好きな人は自然に親しめる...
...跋渉を楽しんでいる人は体力に自信がある...
...昔からつい四五年前まで甲斐東方のあらゆる深山幽谷を跋渉し尽した彼は...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...それから時々古城址などを跋渉(ばっしょう)して内地風の瓦を探して見たが...
伊波普猷 「土塊石片録」
...」「恒藤は君のことをいかにも山野を跋渉しさうな人だと言つてゐたが...
小穴隆一 「二つの繪」
...能因法師は旅行を好みて天下を跋渉せり...
大町桂月 「白河の關」
...深仙幽谷を跋渉して...
薄田泣菫 「独楽園」
...そして定つて毎日そこら中の山道を跋渉する...
近松秋江 「箱根の山々」
...山野を跋渉する時にはいつも弁当を携えて行ったものだが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...駒井は東南の海岸線から跋渉をはじめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...況や針の山や血の池などは二三年其處に住み慣れさへすれば格別跋渉の苦しみを感じないやうになつてしまふ筈である...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...今日跋渉(ばっしょう)...
本庄陸男 「石狩川」
...心身とも非常に健康で絶えず山野を跋渉(ばっしょう)し...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...広く全国各地を跋渉して...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...そういう文献学的跋渉はしないで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼等は来る時には十日もかかつたところを帰りには一日で跋渉した...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...彼等自身二日休んだだけで千二百マイルも跋渉していたのだから...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...その畿内跋渉(きないばっしょう)のあいだ...
吉川英治 「私本太平記」
...とまれ古くから山伏類似のそんな不動行者もあって諸国の山川(さんせん)を跋渉(ばっしょう)していたにはちがいあるまい...
吉川英治 「私本太平記」
...深山幽谷のつもりで跋渉(ばっしょう)して来たところが...
蘭郁二郎 「植物人間」
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