...父(さうふ)少童には石像の趺(だいいし)に攀(よ)ぢ上れるあり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...その劒の前(さき)に趺(あぐ)み坐(ゐ)て...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
......
武田祐吉 「古事記」
...趺坐(あぐら)をもかかず...
田山花袋 「蒲団」
...入って来るからちょうど真正面(まとも)にそっち向きに趺座(あぐら)をかいていた柳沢の顔を見て燥(はしゃ)いだように笑いかかった...
近松秋江 「うつり香」
...机の前に我れながら悄然(しょんぼり)と趺座(あぐら)をかいて...
近松秋江 「うつり香」
...結跏趺坐(けっかふざ)して...
直木三十五 「南国太平記」
...結跏(か)し趺(ふ)坐しているのである...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...中央の岩上に結跏趺坐(けっかふざ)した釈尊(しゃくそん)の周囲に...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...その工合は臺の上に結跏趺坐(けつかふざ)した佛像が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...地面に趺坐(ふざ)して閑雅な支那の賭博(ばくち)をしていた...
萩原朔太郎 「日清戦争異聞」
...煙草に火をつけながら年寄の傍に趺坐をかくと...
牧野信一 「砂浜」
...阿那律すなわち前(すす)みて室に入り結跏趺坐(けっかふざ)す...
南方熊楠 「十二支考」
...中に一片(ぺん)の丸木船に杓子(しやくし)の様な短い櫂を取つて乗つて居る丸裸の黒奴(くろんぼ)が趺坐(あぐら)をかき乍(なが)ら縦横に舟を乗廻して頻(しき)りに手真似で銭(ぜに)を海中に投げよと云ふ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...さながら趺坐(ふざ)の行者のようにみえる...
吉川英治 「私本太平記」
...ただ一つの戦(そよ)がない趺坐(ふざ)の石仏(せきぶつ)のごとく...
吉川英治 「私本太平記」
...趺坐瞑目(ふざめいもく)することしばらく...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ここに趺坐(ふざ)すると...
吉川英治 「親鸞」
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