...手足纏(てあしまと)いになる男の子を隣家へ頼んで置いて...
田中貢太郎 「車屋の小供」
...手足纏いがすくなかった...
田中貢太郎 「死体の匂い」
...足纏いがなくなって結句気楽じゃありませんか...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...そち如き手足纏(てあしまと)いであろうが...
直木三十五 「南国太平記」
...「親類と云ふものは俺には手足纏ひだ...
平出修 「公判」
...先生の手足纏(てあしまとひ)にならぬやうにすると云つて...
森鴎外 「大塩平八郎」
...そんな手足纏(てあしまと)いを同船する必要は少しもなく...
柳田国男 「海上の道」
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