...嘉永(かえい)ごろの浦賀(うらが)にでもあればありそうなこの旅籠屋(はたごや)に足を休めるのを恐ろしくおもしろく思った...
有島武郎 「或る女」
...かならず足を休める場所をみつけておかなければならないのさ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「野のはくちょう」
...貞之助は暫(しばら)く足を休めるつもりで線路から駅の構内へ這入(はい)ったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...疲れた足を休めるために...
徳田秋声 「あらくれ」
...家来が足を休めるために時々乗ることが出来て便利である...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...疲れた足を休める...
中里介山 「大菩薩峠」
...足を休める場所がなくほっついている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...万太郎は足を休める振りをしながら...
吉川英治 「江戸三国志」
...「はッ……」思わず火のような息を吐いて足を休めると...
吉川英治 「剣難女難」
...並んで足を休めると...
吉川英治 「平の将門」
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