...足だまりの城として伯父より添書(そえがき)ありしは...
饗庭篁村 「良夜」
...上部の足だまりに立つと...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...足だまりにしていた頭ほどの石ころがもろくも崩れた...
太宰治 「魚服記」
...きちんきちんと足だまりができていて...
太宰治 「猿ヶ島」
...いのちともしきわれをよぶ足だまりにしていた枯枝がぽきっと折れた...
太宰治 「猿ヶ島」
...且手綺麗にするように適当な足だまりが作ってあったので...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...調べて見ると足だまりにしか過ぎず...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...棕梠縄の瘤を足だまりに...
野村胡堂 「古城の真昼」
...足だまりに寄つて行きさうな小さい町である...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...人々の足だまりが出来た...
本庄陸男 「石狩川」
...外寇(がいこう)と植民の足だまりになるよう立てなおさなければならない...
本庄陸男 「石狩川」
...でもどうやらやっと足だまりができた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...その足をおくべき足だまり・平穏な生活をおしたてるべき頼り・をこばまれている人間は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...四国二十三番の札所(ふだしょ)薬王寺(やくおうじ)にゆく足だまりにもなるので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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