...あの蹴鞠(けまり)は?」「足さばきがどうのこうのと言って稽古(けいこ)しているようですが...
太宰治 「新釈諸国噺」
...足さばきの揺ぎも見せないで滑るようにやっていった...
豊島与志雄 「常識」
...誰ひとり夢にも見たことのないような素晴らしい足さばきをやっていた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ピカピカの床はダンスの足さばきがあった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
...スルスルと見事な足さばきで上ってしまうと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...かれらは一様に人生がいかに愉しいものであるか貧乏はいかにいやしいものであるかさういふ顔つきをしながら美しい足さばきをそろへあるものは青いセリイ酒を飲んだりした...
室生犀星 「忘春詩集」
...颯々(さっさっ)とした足さばきで...
山本周五郎 「落ち梅記」
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