...二足三足あとへ帰って...
芥川龍之介 「偸盗」
...足あとがつこうが...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...エフ氏の足あとは地面にしっかりあとをつけていた...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...ハッキリした足あともなく...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...庭の足あとのほかには...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...銀一君は、いそいで、窓の外をのぞきますと、そこの地面に、大きな足あとが、いくつものこっているではありませんか...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...このおもしろい足あとが雪の上に曲線をかいてどこまでもつづく...
高村光太郎 「山の雪」
...この人ほどいたるところに色んな足あとを遺(のこ)してる大帝もない――そのピイタア大帝...
谷譲次 「踊る地平線」
......
種田山頭火 「旅日記」
...ミミの露に濡れた小さな足あとが...
夢野久作 「ルルとミミ」
...名古屋での足あとをふり返ると...
平山千代子 「転校」
...兎の足あとらしい三つ指ついたのが...
別所梅之助 「雪の武石峠」
...さきに自分たちのつけた足あともある...
別所梅之助 「雪の武石峠」
...わたしはその足あとに続(つづ)いた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...足あとを二つつづけて取らうとしてゐる人もありましたし...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...飛行機の煙で空中に文字を綴るなら知らぬ事殺されかけてゐる雪の中でさうした文字を足あとで殘す事はホルムスも知らなかつたであらう...
横瀬夜雨 「春」
...一足あとから陽の地を通りかけた...
吉川英治 「三国志」
...ただ古人の足あとをたよりに...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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