...ただ足あとをたよりにわいわいと追っかけてきたんだ」「とんだ災難(さいなん)にあったものだな」「まったくだ...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...大きな巌だなあ」人造人間エフ氏の足あとは...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...庭の足あとのほかには...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...三足あとすざりをしましたが...
鈴木三重吉 「乞食の子」
...一般人の足あとがその便利さを示しているところはそれらがいつ何時(なんどき)でも通れるよう...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...・明けてくる物みな澄んで時計ちくたく・はなれたかげはをとことをなごの寒い月あかり・けさの雪へ最初の足あとつけて郵便やさん・とぼ/\もどる凩のみちがまつすぐここに家してお正月の南天あかしたまたま落葉ふむ音がすれば鮮人の屑買ひ緑平老の愛犬ネロが行方不明となつたと知らされて二句・冬空のどちらへいつてしまつたか・犬も(ネロも)ゐなくなつた夫婦ぎりの冬夜のラヂオ一月廿一日曇...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「旅日記」
...ここに足あとがあるわ」すり抜けて先へすすみました...
中里介山 「大菩薩峠」
...さきに自分たちのつけた足あともある...
別所梅之助 「雪の武石峠」
...ゆうべ見た沢山の人たちの足あとを露の中に見ようとしたが...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」
...雪の上にただ二ひきの犬の足あとがぽつぽつ残(のこ)っていた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...それからほかのけものの足あとが見えた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...わたしはその足あとに続(つづ)いた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...けれどもそれよりいちばんいゝことはやっぱりその足あとを切り取って...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...新らしい足あとの出るのはたしかでしたし...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...そして、この中にまだ張飛の姿が見えないがと、案じていると、その張飛もまた、ひと足あとから、これへ駈けもどってきて、「ああ、さっぱりした...
吉川英治 「三国志」
...ひと足あとから城下へはいって来たのは...
吉川英治 「新書太閤記」
...『だが、これから!』草雲は、不眠不休のからだを、二刻(ふたとき)ほど休めて、早飛脚より、一足あとから、すぐに旅装を締め直した...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
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