...若趨二避之一、非二達者之見一...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...瞬時に勝負の帰趨(きすう)が明(あきら)かとなり即時休戦状態となるのかもしれない...
海野十三 「『地球盗難』の作者の言葉」
...參仕(さんし)拜趨(はいすう)の人に册(かしづ)かれし人...
高山樗牛 「瀧口入道」
...だいたいこれと同様な趨勢(すうせい)が認められるのである...
寺田寅彦 「電車の混雑について」
...愉快に感じると同時に自分も知らず知らずその趨勢(すうせい)に刺激されて...
寺田寅彦 「日本楽器の名称」
...天下の趨勢に抗し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...動物が強制的に置かれた異状生態からノルマルな生態に復帰しようという生活全体の必要からの趨向なのであって...
戸坂潤 「読書法」
...これ現代俳句界の趨勢(すうせい)なり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...一どうしても心から満足して世間一般の趨勢に伴(ともな)って行くことが出来ないと知ったその日から...
永井荷風 「妾宅」
...われは現時文壇の趨勢を顧慮せず...
永井荷風 「矢立のちび筆」
...さうして此の如く眞正面に立つて喧嘩腰になつて居た左千夫君がどうして先生の門に趨いたか...
長塚節 「竹の里人〔二〕」
...かく積極消極両方面の競争が激しくなるのが開化の趨勢(すうせい)だとすれば...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...中央文壇の趨勢(すうせい)を知らないために...
夏目漱石 「三四郎」
...捜しあぐねた男達は淫蕩の巷に趨つた...
平出修 「瘢痕」
...漫趨数里坡...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...人心の帰趨(きすう)がどこにあるか...
吉川英治 「大谷刑部」
...今の混沌(こんとん)たる時代の帰趨(きすう)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...これは作製當時の一般民衆の心的趨向を考へてのことであるから...
和田萬吉 「父兄の方々に」
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