...若趨二避之一、非二達者之見一...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...持久戦争より決戦戦争へ十八世紀末軍事界の趨勢...
石原莞爾 「戦争史大観」
...この趨勢から見て次の「体」の戦法ではいよいよ個人となるものと想像せられる...
石原莞爾 「戦争史大観」
...人氣(にんき)の中心(ちうしん)たる證劵市場(しようけんしぢやう)が大變動(だいへんどう)を來(きた)したことであるから勢(いきほ)ひ生糸相場(きいとさうば)にも波及(はきふ)して十月(ぐわつ)初旬(しよじゆん)より低下(ていか)の趨勢(すうせい)となり...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...私が嘗て自ら守旧派と号したのも必((ママ))竟は此の浮薄なる趨向に反対し...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...參仕(さんし)拜趨(はいすう)の人に册(かしづ)かれし人...
高山樗牛 「瀧口入道」
...少年は孔生を見ると趨(はし)ってきてお辞儀をした...
田中貢太郎 「嬌娜」
...小翠は趨(はし)っていって迎えた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...新聞紙――この代表的なジャーナリズム機関――の趨勢と其の他の出版物の趨勢との開きから証明することが出来る...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...輿論の趨勢を見てからのことにすると新聞紙は伝えているが...
戸坂潤 「社会時評」
...則ち侯と進退趨舎を倶にするは亦怪む可きなし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...曰はく禹稷皐陶三后佐唐虞、禹讓稷契及皐陶、堯舜之道、惟禹皐陶見而知之、此萬世所共聖、殷本紀述湯誥曰、古禹皐陶久勞於外、四涜已備、萬民乃有居、后稷降播農殖百穀、三公咸有功於民、故后有立、書序曰、皐陶矢厥謨、禹成厥功、帝舜申之、作大禹皐陶謨益稷、是三后自古論定、雖湯之興、不敢以契入三后而退皐陶也、乃甫刑忽易以伯夷降典折民爲刑、推爲三后、而皐陶不與、漢楊震孫賜遂以皐陶不與三后、恥拜廷尉之官、不知此甫刑之大繆也、堯時姜氏爲四伯、掌四嶽之祀、述諸侯之職、於周則有申甫齊許、(見高詩毛傳)國語史伯言姜爲伯夷之後、許爲大岳之胤、是甫侯之置皐陶進伯夷、代列三后者、私尊乃祖、假王命以寵先靈、穆王耄荒、誠哉其耄荒也、夫成天地之大功者、其子孫未嘗不淳耀惇大、唐虞夏商周而外、楚爲重黎祝融之後、贏爲伯益之後、而伯益實庭堅之子、禹薦益於天、孰謂大理官不列三后乎、史記秦之先始於大業、大業生大費、與禹平水土、大費佐舜調馴鳥獸、是爲柏翳、舜賜姓贏氏、索隱謂大業即皐陶、大費者伯益、即皐陶之子、又列女傳陶子生十五歳而佐禹、曹大家注、陶子即皐陶子伯益也、至皐陶之後、兼封英六、楚人滅六、臧文仲謂皐陶庭堅不祀忽諸者、猶周公之後自魯外、尚有凡蒋茅胙祭也、漢書古今人表只柏益一人、並無伯益柏翳分二人之説、甫侯自侈其家世、而天之所興、人力不與、伯夷姜氏之後、滅於陳田、卒不能與皐陶伯益爭衡、夫子以秦誓繼甫刑、知皐陶伯益之後、將繼稷契禹而代興也、惟王變而覇、道徳變而功利、此運會所趨、即祖宗亦不能聽其不自變、(書古微十一)魏源は禹稷皐陶を三后とすることが定論であるのに甫刑が皐陶を退けて伯夷を入れたのは不都合であると言ひ、それは穆王の時に甫侯が勝手なことをしたのだと論じてゐる...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...今の世の中にはあのようなものが芸術家を以て目せられるのも自然の趨勢であると思ったので...
永井荷風 「申訳」
...こういう趨勢(すうせい)の由(よ)って来たるところは...
中谷宇吉郎 「比較科学論」
...開化の趨勢上(すうせいじょう)その社会に及ぼす影響を述べ...
夏目漱石 「道楽と職業」
...ただだいたいの趨勢(すうせい)から考えて...
柳田國男 「地名の研究」
...現代の社會趨勢に...
吉川英治 「折々の記」
...つつしんで賀唱いたします――」銅雀台(ドウジャクダイ)高ウシテ帝畿(テイキ)壮(サカン)ナリ水明ラカニ山秀イデ光輝ヲ競ウ三千ノ剣佩(ケンパイ)黄道(コウドウ)ヲ趨(ハシ)リ百万ノ貔貅(ヒキユウ)ハ紫微(シビ)ニ現ズと朗々吟じた...
吉川英治 「三国志」
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