...因二民欲一以趨レ之...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...示談契約の趨勢はつぎつぎに渡良瀬川沿岸の村々を侵して拡った...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...人間の心の趨くところが...
田山録弥 「ある時に」
...是れ必然の趨向にして又立憲政治に於ける當然の歸宿なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...而も是れ我輩の空想に非ずして自然の趨勢なる可きを信ず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...社会の趨勢にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...おのずから将来の帰趨も――或は正しい見解も――浮び上ってくるであろう...
豊島与志雄 「現代小説展望」
......
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...国民の意見の帰趨はだいたいにおいて...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...国家の発展する経済上の趨勢を支止めるなんてそんな事は出来やしない...
牧野富太郎 「植物記」
...強いてこれを等閑視するのは取りも直さず民衆思想の趨向(すうこう)を殺すものというべきだ...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...世間は名利に趨(はし)り煩悩(ぼんのう)に苦しめられ...
正岡子規 「人々に答ふ」
...「春至未趨城市間...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...趨は行く、舍は止る...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...趨舍有レ時...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...このことは必然な趨勢ではあるが...
柳宗悦 「工藝の道」
...私はこれ等の趨勢(すうせい)が...
柳宗悦 「民藝の性質」
...中央の趨勢から世上へみひらいたことであらう...
吉川英治 「折々の記」
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