...基督教(キリストけう)の匂のする女子大学趣味の人生観が織りこまれてゐる事もあつた...
芥川龍之介 「秋」
...◇人はよく私を江戸趣味の人間であるようにいっているが...
淡島寒月 「亡び行く江戸趣味」
...茶趣味の人に断じてないのである...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...私の観たところでは全く支那趣味の人だった...
内田魯庵 「温情の裕かな夏目さん」
...あの人はそういう悪趣味の人よ...
江戸川乱歩 「断崖」
...趣味の人にとって...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...飲めばきっと嘔吐(おうと)したり下痢したりするという古風な趣味の人の多かったころであった...
寺田寅彦 「コーヒー哲学序説」
...おれ見たような趣味の人ッて...
永井荷風 「ひかげの花」
...代助は其頃から趣味の人として...
夏目漱石 「それから」
...代助はその頃から趣味の人として...
夏目漱石 「それから」
...若い新趣味の人には食ひ足らず...
萩原朔太郎 「石段上りの街」
...まづあの位沒趣味の人間はないだらう...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...実隆は文学者として禅僧等に比してはむしろ日本的趣味の人であった...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...同趣味の人達が多いと見えて...
松崎天民 「友人一家の死」
...洗練された高い趣味の人といっても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...何々趣味の人とか人に違った評判は立てられないほうがいいのですよ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...隠遁趣味の人でなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼は趣味の人であったとしても...
柳宗悦 「民藝四十年」
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