例文・使い方一覧でみる「趣き」の意味


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...少し後れながら淋しい趣きをそえつつ同じ声をもって来る...   少し後れながら淋しい趣きをそえつつ同じ声をもって来るの読み方
飯田蛇笏 「茸をたずねる」

...少なからぬ「疲勞」の憔悴が此大氣をして一層「悄然」の趣きを深くせしむる陰影を作(な)して居る...   少なからぬ「疲勞」の憔悴が此大氣をして一層「悄然」の趣きを深くせしむる陰影を作して居るの読み方
石川啄木 「雲は天才である」

...九手古奈がどこやら忍男(おしを)に冷淡な趣きのあつたのも別に深き意味があつての事ではなかつた...   九手古奈がどこやら忍男に冷淡な趣きのあつたのも別に深き意味があつての事ではなかつたの読み方
伊藤左千夫 「古代之少女」

...彼等は早くから大和朝廷に於ける中央文化圈の佛教とは趣きを異にした別種の佛教...   彼等は早くから大和朝廷に於ける中央文化圈の佛教とは趣きを異にした別種の佛教の読み方
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」

...物語といふよりは詩や歌の趣きさへ呈してゐる...   物語といふよりは詩や歌の趣きさへ呈してゐるの読み方
太宰治 「お伽草紙」

...そしてまたあどけなく途方に暮れた趣きもあッた...   そしてまたあどけなく途方に暮れた趣きもあッたの読み方
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」

...須臾(しゅゆ)も相離れざるの趣きありき...   須臾も相離れざるの趣きありきの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...蟄居(ちっきょ)の身分に在(あ)るとも下総守殿通行の途中へ罷(まかり)出で御処置を相伺い見込の趣き申立て...   蟄居の身分に在るとも下総守殿通行の途中へ罷出で御処置を相伺い見込の趣き申立ての読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...その味は飽くまで豪宕(ごうとう)といった趣きだが...   その味は飽くまで豪宕といった趣きだがの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...一種瓢逸な趣きもあって...   一種瓢逸な趣きもあっての読み方
久生十蘭 「魔都」

...又縹渺として捕へ難い趣きもあり...   又縹渺として捕へ難い趣きもありの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...しかし如何にもよい訓へだと感心してゐる趣きも見える...   しかし如何にもよい訓へだと感心してゐる趣きも見えるの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...地上の時とは趣きの異つた掴み合ひを続けるうちに岸辺を離れると流れの中央に浮び出て行つた...   地上の時とは趣きの異つた掴み合ひを続けるうちに岸辺を離れると流れの中央に浮び出て行つたの読み方
牧野信一 「ベツコウ蜂」

...わたしの歌が一向に詩人の趣きをつたへて荘重ではなく Haunted――どころか...   わたしの歌が一向に詩人の趣きをつたへて荘重ではなく Haunted――どころかの読み方
牧野信一 「幽霊の出る宮殿」

...それぞれ趣きがあってよい...   それぞれ趣きがあってよいの読み方
宮城道雄 「音の世界に生きる」

...つまりいつも「今描いている」趣きがあります...   つまりいつも「今描いている」趣きがありますの読み方
柳宗悦 「益子の絵土瓶」

...かすかに傾いた趣きでいよいよ全幅を二人の前へ現した...   かすかに傾いた趣きでいよいよ全幅を二人の前へ現したの読み方
横光利一 「旅愁」

...そして自ずと光りかがようという趣きがある...   そして自ずと光りかがようという趣きがあるの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「趣き」の読みかた

「趣き」の書き方・書き順

いろんなフォントで「趣き」

「趣き」の英語の意味


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