...一層いなせに見せてゐる趣があつた...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...物質的家庭趣味の選択に取りかかるべきが順序である...
伊藤左千夫 「家庭小言」
...ある多少風変りな趣味を持っているので一層有名だった...
江戸川乱歩 「心理試験」
...」と浦島は、にはかにおつかなびつくりの歩調になつて、「惡い趣味だ...
太宰治 「お伽草紙」
...今度の映画ではさらにいろいろの新趣向を提供して観客の興味を新たにしようと努力した跡がうかがわれる...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...初夏の光景いぶせき路地裏にてもおのづから清新の趣あり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...つまり自分が何か人の意趣遺恨を受けて...
中里介山 「大菩薩峠」
...又其特殊な趣味が容易に多数に肯(うけが)われない所を...
「長塚節氏の小説「土」」
...フランス風の優雅な趣味と...
野村胡堂 「楽聖物語」
...俳味は一種の黙約された詩趣であって...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...先日の放送をそのまゝ実演といふ趣向...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...また、不自由舎などには、義足趣味、繃帯趣味などといふのもあつて、まあいはば生活派と言つていいのがある...
北條民雄 「癩院記録」
...南岳の画は人物徒(いたずら)に多くして趣向なきものあり...
正岡子規 「病牀六尺」
...個人主義的な道学者趣味...
三木清 「日記と自叙伝」
...願の趣聞き届けられて...
南方熊楠 「十二支考」
...いわゆる趣味を通じて異性の間が結ばれるけれども...
宮本百合子 「異性の間の友情」
...より落ちついた・より規則正しい・趣をもっていたと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...何かの趣味が裏にあるのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
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