...越後獅子角兵衛獅子(かくべゑじし)のかなしさは親(おや)が太鼓(たいこ)うちや子(こ)がおどる...
竹久夢二 「どんたく」
...「へえ? 私は越後獅子(えちごじし)かと思った...
太宰治 「グッド・バイ」
...綽名(あだな)は越後獅子(えちごじし)...
太宰治 「パンドラの匣」
...清七殿は越後獅子をかなり尊敬しているらしい...
太宰治 「パンドラの匣」
...越後獅子(えちごじし)の説に拠(よ)ると...
太宰治 「パンドラの匣」
...お隣りの越後獅子(えちごじし)の摩擦をしていたキントトが...
太宰治 「パンドラの匣」
...越後獅子は、それまでベッドの上に黙って寝ころんでいたのだが、その時むっくり起きてベッドから降り、かっぽれのうしろから肩を叩いて、やめろやめろ、とちょっと威厳のある口調で言ったのである...
太宰治 「パンドラの匣」
...そうして越後獅子の懐(ふところ)に顔を押し込むようにして...
太宰治 「パンドラの匣」
...こないだお隣りの越後獅子(えちごじし)に...
太宰治 「パンドラの匣」
...越後獅子も、スリッパの破れを縫いながら、にやりと笑う...
太宰治 「パンドラの匣」
...越後獅子の人徳のおかげか...
太宰治 「パンドラの匣」
...もう越後獅子(えちごじし)なんて失礼な綽名(あだな)では呼べなくなった...
太宰治 「パンドラの匣」
...節(ふし)面白(おもしろ)く越後獅子を吹き出した...
中里介山 「大菩薩峠」
...茂太郎独特の越後獅子と...
中里介山 「大菩薩峠」
...その形は越後獅子の頭に似て...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...吉住小三治の越後獅子でしたが...
羽志主水 「越後獅子」
...日本のは三つほどの内に越後獅子(えちごじし)の布を晒(さら)す所ぢやといふのが一つあつた...
正岡子規 「墨汁一滴」
...越後獅子(えちごじし)様に逆立ちこれを久しゅうせるを鳶が望んで灰塚の頂に生肉二塊ありと誤認し...
南方熊楠 「十二支考」
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