例文・使い方一覧でみる「越」の意味


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...モウ二十歳をすと男を知つてるから喃(なあ)...   モウ二十歳を越すと男を知つてるから喃の読み方
石川啄木 「病院の窓」

...右がその後から……ト前へすと...   右がその後から……ト前へ越すとの読み方
泉鏡花 「伊勢之巻」

...信線の吹上駅(ふきあげえき)...   信越線の吹上駅の読み方
田山花袋 「田舎教師」

...すにされざりし「朝貌(あさがお)日記」何とかの段は更なり...   越すに越されざりし「朝貌日記」何とかの段は更なりの読み方
寺田寅彦 「東上記」

...それをえて全体の歴史内容に於ける運動に終局に於いて帰着し...   それを越えて全体の歴史内容に於ける運動に終局に於いて帰着しの読み方
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」

...今まで脚下の岩や梢しに...   今まで脚下の岩や梢越しにの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...昔は庭木の梢をして遠く嵐山の櫻が眺められたさうだ...   昔は庭木の梢を越して遠く嵐山の櫻が眺められたさうだの読み方
野上豐一郎 「桂離宮」

...お蝶さんが入ると直ぐ出たやうです」「どんな人相だつた」「屋臺の灯は暖簾しで...   お蝶さんが入ると直ぐ出たやうです」「どんな人相だつた」「屋臺の灯は暖簾越しでの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...多數の認識の眼をえて...   多數の認識の眼を越えての読み方
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」

...雉子のやうに人垣を飛びえて父親にとりすがつた...   雉子のやうに人垣を飛び越えて父親にとりすがつたの読み方
牧野信一 「酒盗人」

...山は裂け海はあせなん世なりとも君にふた心われあらめやも箱根路をわがえ来れば伊豆の海やおきの小島に波のよる見ゆ世の中はつねにもがもななぎさ漕(こ)ぐ海人(あま)の小舟(おぶね)の綱手(つなで)かなしも大海(おおうみ)のいそもとどろによする波われてくだけてさけて散るかも「箱根路」の歌極めて面白けれども...   山は裂け海はあせなん世なりとも君にふた心われあらめやも箱根路をわが越え来れば伊豆の海やおきの小島に波のよる見ゆ世の中はつねにもがもななぎさ漕ぐ海人の小舟の綱手かなしも大海のいそもとどろによする波われてくだけてさけて散るかも「箱根路」の歌極めて面白けれどもの読み方
正岡子規 「歌よみに与ふる書」

...そのガ谷で、えらい目に遇(あ)うことになったのだ」闇太郎の口元には、苦いくるしい思い出を、まぎらそうとするような笑いが浮かんだ...   その越ガ谷で、えらい目に遇うことになったのだ」闇太郎の口元には、苦いくるしい思い出を、まぎらそうとするような笑いが浮かんだの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...寿江子が昨日電話を寄してあちらは終日雪だそうです...   寿江子が昨日電話を寄越してあちらは終日雪だそうですの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...かえって近所で見知りしの男であった(何だって名誉の掟〔武門の掟〕というやつは...   かえって近所で見知り越しの男であった(何だって名誉の掟〔武門の掟〕というやつはの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...中の木戸の垣根しに文を付ける...   中の木戸の垣根越しに文を付けるの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...景勝は、家臣石川播磨守(はりまのかみ)を遣って、その戦捷(せんしょう)を祝し、また、秀吉の会盟の意にこたえては、(北の山河、昨今多忙、他日親しく拝姿の日もあらん)と、謹んでいわせた...   景勝は、家臣石川播磨守を遣って、その戦捷を祝し、また、秀吉の会盟の意にこたえては、と、謹んでいわせたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...住職山氏の住む階上に...   住職山越氏の住む階上にの読み方
吉川英治 「随筆 私本太平記」

...それにしたことはない...   それに越したことはないの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「越」の読みかた

「越」の書き方・書き順

いろんなフォントで「越」

「越」の英語の意味

「越なんとか」といえば?   「なんとか越」の一覧  


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