...真に超越的なるものであるという実証はない...
田辺元 「メメント モリ」
...そしてそれらの性格に超越的な点があるとすれば...
豊島与志雄 「小説集「白塔の歌」後記」
...何処までも超越的なるものが内在的...
西田幾多郎 「世界新秩序の原理」
...それは何処までも超越的なるものが自己矛盾的に内在的...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...超越的なるものにおいて自己同一を有つ世界である...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...かえってそれが超越的なイデー(形)であることを意味するのでなければならぬ...
三木清 「解釈学と修辞学」
...かくのごとき構想力は本来超越的なものでなければならぬ...
三木清 「解釈学と修辞学」
...末法の自覚は自己の罪の自覚において主体的に超越的なものに触れることを意味している...
三木清 「親鸞」
...真に超越的なものとしての言葉は釈尊の言葉ではなくて名号である...
三木清 「親鸞」
...しかし彼らははたして真に超越的なものに帰依しているのであろうか...
三木清 「親鸞」
...認識主観はかように超越的な主体でなければならぬ...
三木清 「哲学入門」
...現実の人間は超越的なものとして...
三木清 「哲学入門」
...かような超越的なものを排した場合にも...
三木清 「哲学入門」
...人間には超越的なところがあり...
三木清 「哲学入門」
...超越的な本質が内在的とならなければならない...
三木清 「認識論」
...超越的な關係が存することを我々は力説して來た...
三木清 「歴史哲學」
...なぜなら事實としての歴史は存在としての歴史に對して超越的な方面を有する故に...
三木清 「歴史哲學」
...主體的な且つ超越的な事實は自己を意識のうちに表出する...
三木清 「歴史哲學」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??