...あらたかな御像という物凄いほどの力がその超越的な写実性から来る...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...真に超越的なるものであるという実証はない...
田辺元 「メメント モリ」
...それは超越的なるものに奉仕するのではない...
田辺元 「メメント モリ」
...我がもとには不可視の空間の超越的な歓喜が...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「感覚の殻」
...超越的な理念としてのそれではなくして...
戸坂潤 「科学方法論」
...超越的なるものは個別的でもあり得るし(存在が事実と結び付いている場合)...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...一つの超越的な従って特権的な社会階級を意味するように...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...もし何等か超越的なものを口にするなら...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...そしてそれらの性格に超越的な点があるとすれば...
豊島与志雄 「小説集「白塔の歌」後記」
...内在的なるものが超越的なる世界である...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...絶望した彼は剣を投げ捨てた――自然という超越的な力への降伏だ...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「チカモーガ」
...如何なる形もつねに超越的な意味をもつてゐる...
三木清 「人生論ノート」
...仏の名号を体とする故をもって真に超越的な言葉であるのである...
三木清 「親鸞」
...認識主観はかように超越的な主体でなければならぬ...
三木清 「哲学入門」
...現実の人間は超越的なものとして...
三木清 「哲学入門」
...あらゆる超越的なものを斥けて純粋に内在的な立場に止まろうとするのが生の哲学の一般的傾向である...
三木清 「哲学入門」
...プラトンにおいて認識の對象であるところのイデアは超越的なものであつた...
三木清 「認識論」
...超越的な神と物理的な自然との間にあって...
矢部貞治 「政治学入門」
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