...真に超越的なるものであるという実証はない...
田辺元 「メメント モリ」
...こうした批判主義による科学と哲学との超越的な区別が...
戸坂潤 「科学論」
...吾々が超越的な不可認識の概念として排斥した作用の如き概念はカントに於ても除外されているのであるから...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...もし何等か超越的なものを口にするなら...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...何處までも超越的なるものが内在的...
西田幾多郎 「世界新秩序の原理」
...超越的なるものにおいて自己同一を有つ世界である...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...超越的なるものにおいて自己同一を有つ世界の個物として...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...徹底的に超越的なるもの徹底的に隱れたるものの内在化のみが...
波多野精一 「時と永遠」
...この超越的なもの...
三木清 「解釈学と修辞学」
...したがってまた或る超越的なものと見られていると考え得るとすれば...
三木清 「解釈学と修辞学」
...如何なる形もつねに超越的な意味をもつてゐる...
三木清 「人生論ノート」
...〔欄外 Emil Brunner, Erlebnis, Erkenntnis und Glaube, 1923.〕真理は単に人間的なもの、主観的なもの、心理的なものでなく、あくまでも客観的なもの、超越的なもの、論理的なものでなければならぬ...
三木清 「親鸞」
...客観が超越的なもの...
三木清 「哲学入門」
...客観的なもの超越的なものである...
三木清 「哲学入門」
...超越的なものでなければならぬ...
三木清 「哲学入門」
...超越的な本質が内在的とならなければならない...
三木清 「認識論」
...寧ろ超越的な主體的事實が絶えず新たに意識を破るところに瞬間なるものの面影がある...
三木清 「歴史哲學」
...主體的な且つ超越的な事實は自己を意識のうちに表出する...
三木清 「歴史哲學」
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