...超越的なるものから見れば対立の否定そのものである...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...何處までも超越的なるものが内在的...
西田幾多郎 「世界新秩序の原理」
...いつも超越的なるものが内在的であるのである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...個物が何処までも超越的なるもの即ち絶対に対し...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...「啓示」は隱れたるものが顯はになり超越的なるものが内在化することである故...
波多野精一 「時と永遠」
...かえってそれが超越的なイデー(形)であることを意味するのでなければならぬ...
三木清 「解釈学と修辞学」
...そしてこのことは時代の悪を超越的な根拠から理解することであり...
三木清 「親鸞」
...何か超越的な根拠を有することを思わずにはいられない...
三木清 「親鸞」
...自己の罪の自覚において超越的なもの...
三木清 「親鸞」
...この言葉こそ真に超越的なものである...
三木清 「親鸞」
...かように超越的なものに関係付けられることによって知識の真理も可能になる...
三木清 「哲学入門」
...超越的なものによって媒介されたものが真に自己に内在的なものであるというところに...
三木清 「哲学入門」
...なぜなら快楽説は元来あらゆる超越的なものを認めない内在論であるから...
三木清 「哲学入門」
...超越的なものによって媒介されたものが真に自己自身に内在的なものであるというところに...
三木清 「哲学入門」
...かやうにしてデカルトの懷疑の目的の一つは超越的なものを排してすべてを内在的に考察し得る如き立場を發見することにあつた...
三木清 「認識論」
...しかるに本質は一種の超越的なものであるから...
三木清 「認識論」
...超越的なる諸表象は除外されて...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...礼拝せらるべきは超越的な仏ではなくして...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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