...所謂「コペルニクス的定立」も超越的なものに対するかくの如き内在的な解釈でなければならない...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...そしてそれらの性格に超越的な点があるとすれば...
豊島与志雄 「小説集「白塔の歌」後記」
...創造的世界の創造的要素として何処までも創造的である(我々はいつも超越的なるものにおいて自己を有つ...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...それは何処までも超越的なるものが自己矛盾的に内在的...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...超越的なるものにおいて自己同一を有つ矛盾的自己同一的世界においては...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...超越的なるものにおいて自己同一を有つ世界の個物として...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...超越的なる神の媒介を要すると考えるのは...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...徹底的に隱れたるもの超越的なるものを顯はにし内在化するといふ任務を負はせねばならぬ...
波多野精一 「時と永遠」
...これを超越的な自然法則に求むべきではなく...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...かくのごとき構想力は本来超越的なものでなければならぬ...
三木清 「解釈学と修辞学」
...そこに現代のあらゆる超越的な考へ方の意義がある...
三木清 「人生論ノート」
...何か超越的な根拠を有することを思わずにはいられない...
三木清 「親鸞」
...末法の自覚は自己の罪の自覚において主体的に超越的なものに触れることを意味している...
三木清 「親鸞」
...現実の人間は超越的なものとして...
三木清 「哲学入門」
...かような超越的なものを排した場合にも...
三木清 「哲学入門」
...真に自己自身に内在的なものは超越的なものによって媒介されたものである...
三木清 「哲学入門」
...事實が存在に對して超越的な方面を有する限りに於て可能なのである...
三木清 「歴史哲學」
...なぜなら事實としての歴史は存在としての歴史に對して超越的な方面を有する故に...
三木清 「歴史哲學」
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