...後熊本に赴き松尾等の評論に執筆せり...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...それで自ら産地に赴き...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...或は神界に赴きて後然ることあり...
高木敏雄 「比較神話学」
...日本の青年たちは勇躍して戦場に赴き...
太宰治 「惜別」
...己れの官職を辭して遠く奧州の地に赴き援けんとする時...
近松秋江 「箱根の山々」
...彼は九月江戸を発し、驀地(ばくじ)九州に入り、豊肥を経、長崎に赴き、露艦に乗じ、海外に航せんとす...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...午後数寄屋橋歯科医高島氏を訪ひ、梅吉方に赴き、十二月納会にまた/\出席の事を約す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...玄文社新演藝観劇合評会のため帝国劇塲に赴き...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...この元盛が老年になってからわざわざ越前に赴き...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...王は深処に赴きぬ...
久生十蘭 「泡沫の記」
...宗皇帝に誘われるまま赤坂山王台なるアパート有明荘に赴き...
久生十蘭 「魔都」
...アントウェルプ府に赴き...
穂積陳重 「法窓夜話」
...母や私は鉄道馬車で国府津へ赴き...
牧野信一 「熱海線私語」
...Kは学校を卒業すると演劇研究の目的でフランスへ赴き...
牧野信一 「思ひ出した事(松竹座)」
...部員達の集つてゐる一隅へ赴き...
牧野信一 「早春のひところ」
...小生も追々衰弱に赴き候に付(つき)二十句の佳什(かじゅう)を得るために千句以上を検閲せざるべからずとありては到底病脳の堪ふる所に非ず候...
正岡子規 「墨汁一滴」
...十六歳、但馬国へ赴き、秋山某と試合したとあるが、それが、真実なら彼の初旅行はその時からといってよい...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...政府の命令で釈放されてトレドに赴き...
和辻哲郎 「鎖国」
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