...どうも赤木の雄弁に少し祟(たた)られたらしい...
芥川龍之介 「田端日記」
...どうしても赤木君の説に服さなかった...
芥川龍之介 「樗牛の事」
...承知しながらもとうとう長居になって夕飯をもてなされ七時頃にいとまもうした附記是は赤木格堂が為に先生の病情を見のまま記して送れるなり明治参拾四年二月十五日明治34年3月『俳星』署名 伊藤左千夫...
伊藤左千夫 「根岸庵訪問の記」
...ことに赤木医師は性格が性格だから...
梅崎春生 「凡人凡語」
...赤木医院がはやらないのは...
梅崎春生 「凡人凡語」
...赤木医師も毎年今頃の気候が...
梅崎春生 「凡人凡語」
...その赤木老先生もこの二週間ばかりさっぱりここに姿をあらわしません...
梅崎春生 「凡人凡語」
...赤木の妻の嘉代さんが...
豊島与志雄 「花ふぶき」
...店に来る客たちをもそうだし、赤木をもそうだ...
豊島与志雄 「花ふぶき」
...赤木が嘉代さんに注意することもある...
豊島与志雄 「花ふぶき」
...」と赤木は探るようにおれの顔を見た...
豊島与志雄 「花ふぶき」
...赤木も嘉代さんも...
豊島与志雄 「花ふぶき」
...赤木夫婦は二階の室に...
豊島与志雄 「花ふぶき」
...赤木の皮膚の厚い感じの顔を眺めた...
豊島与志雄 「花ふぶき」
...また赤木格堂(かくどう)氏と五百木良三氏とは俳句の外この和歌仲間へも這入った...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...さしもの難病がことごとく御平癒になりました」「ははあ」「久米の南条の赤木忠春様は...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんで江戸まで出てきたのかというと、疱瘡(ほうそう)を病(わず)らっているとき、あんまり許嫁(いいなずけ)の息子とその母親が、顔を気にして見舞いに来るので、ある日、赤木綿の着物に、赤木綿の手拭で鉢まきをし熱にうかされたふりをして、紅提灯をさげて踊り出し気の弱い許嫁母子(おやこ)を脅(おど)かして、自分の方から愛想ずかしをさき廻りにしてしまった...
長谷川時雨 「西川小りん」
...赤木綿二反であります...
久生十蘭 「手紙」
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