...南の凌雲岳、東の赤岳、北の黒岳の主峰など、ほんの少しばかり突起するだけにて、見渡す限り波状を為せる平原也...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...その噴火口は波状の平原に連(つらな)れるが、摺鉢(すりばち)の如くには深く陥(おちい)らず、大皿の如くにて、大雪山の頂上は南北三里、東西二里もあるべく、その周囲には北鎮岳、凌雲岳、黒岳、赤岳、白雲岳、熊ヶ岳、など崛起(くっき)し、南に連りて旭岳孤立す...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...赤岳が六千八百五十七尺...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...なんでもバス道路が層雲峡から赤岳へと延長され...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...この蝶はこの日赤岳でも...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...曾遊(そうゆう)の八ヶ岳――その赤岳...
別所梅之助 「雪の武石峠」
...真白な八つが岳――そのうちでも立派な赤岳と横岳とが並んで聳(そび)え立っていた...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...すぐ目のさきに赤岳だの横岳だのがけざやかに見えていながら...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...ときどき片側の枯木林を透かしながら赤岳だの横岳だのをちかぢかと目に入れたり...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...松濤明 単独昭和十六年八月十一日 曇時々雨清里(七・四〇)―大門沢本流(一一・〇〇)―バットレス下(一三・二〇)―リッジ(一三・五〇〜一四・〇〇)―赤岳北峰(一四・二五〜一四・三〇)―清里(一六・三五)甲府で駅弁を買いそこね...
松濤明 「八ガ岳大門沢」
...赤岳へ最短コースによって登るべく...
松濤明 「八ガ岳大門沢」
...ああやって赤岳なんぞ鼻の先に見えてるんだもの...
三好十郎 「樹氷」
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