...赤坂城へ下賜された叡慮のうちには図案以上な...
吉川英治 「私本太平記」
...赤坂城に戴(いただ)けますなら...
吉川英治 「私本太平記」
...ともあれ、ここに初めて、菊水の旗が時代の空へ掲げられ、その赤坂城には、天皇御名代格の一ノ宮も加わっていた...
吉川英治 「私本太平記」
...赤坂城も落ちたと聞く...
吉川英治 「私本太平記」
...だが、笠置は陥ち、赤坂城も亡び、六波羅の獄へと、日々捕虜がつづいて行く...
吉川英治 「私本太平記」
...いちど幕軍の手に落ちた赤坂城が?」と...
吉川英治 「私本太平記」
...改修されたばかりの赤坂城を手に陥れ...
吉川英治 「私本太平記」
...ふもとの赤坂城も...
吉川英治 「私本太平記」
...四天王寺の大鳥居の左の柱には、たれの業(わざ)か墨匂(すみにお)わしく「花咲かぬ老い木のさくら朽(く)ちぬとも、その名は苔(こけ)の下にかくれじ」とみえ、わきには、武蔵ノ国の住人、人見四郎恩阿(おんな)、生年七十三歳正慶二年(北朝年号)二月二日、赤坂城へ向つて、武恩に報ぜんがため、討死仕(つかま)つり畢(をは)んぬという遺書があった...
吉川英治 「私本太平記」
...下赤坂城の近くへ来ると...
吉川英治 「私本太平記」
...下赤坂城の見廻りに廻っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...下赤坂城の家士十人ほども連れていた...
吉川英治 「私本太平記」
...自邸の家人もみな赤坂城に移して...
吉川英治 「私本太平記」
...……この御本屋でも、赤坂城でも、ご出陣のせまっている今...
吉川英治 「私本太平記」
...八名を赤坂城へよびにやった...
吉川英治 「私本太平記」
...とうに赤坂城の武者溜りの内に詰(つ)め...
吉川英治 「私本太平記」
...この日、奥の金剛山は、雲煙につつまれ、赤坂城の址には、蜜柑畑のみどりが濃い...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...みやま木のその梢(こずゑ)とも見えざりし桜は色に現はれにけり(三四・一・一)その十笠置(かさぎ)落ちや赤坂城の殺伐(さつばつ)な筆に飽いたので...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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