...私たちは赤の他人だから、そんなに心配しないでいいよ...
...彼女には赤の他人のような感覚があった...
...この人は赤の他人なので、口を出す資格はない...
...彼は赤の他人だと思っていたけれど、実はとても親切だった...
...赤の他人同士でも、話をしてみると意外な共通点があるものだ...
...何も赤の他人ぢやあなし...
芥川龍之介 「雛」
...皆が赤の他人で而も互に識り合いだという変な矛盾した感じだった...
豊島与志雄 「黒点」
...時勢とともに赤の他人の...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...この娘はもうお前とは赤の他人ではないか――言い出すなら今だ――いや...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...赤の他人に預けたとあつちや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いくら見たとて――ありゃあ赤の他人の空似(そらに)なんだあ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...」別に話もない赤の他人なのだけれど...
林芙美子 「新版 放浪記」
...ナニ縁を断(き)ッてしまえば赤の他人...
二葉亭四迷 「浮雲」
...あなたが赤の他人にお示しになるあたり前の博愛と云つたやうなものより...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...赤の他人とはいえ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...我々は赤の他人でもあり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...まるで赤の他人同様だと見えたのである...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...赤の他人にそんなに貢いでさ...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...二人は赤の他人なのだ...
夢野久作 「暗黒公使」
...それとても赤の他人の医学博士と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...見ず知らずの赤の他人同志のまま...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...赤の他人にでも奉仕する...
夢野久作 「鼻の表現」
...契約期限切れは赤の他人だわ...
吉行エイスケ 「女百貨店」
便利!手書き漢字入力検索